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水晶玉子の四柱推命

水晶玉子
四柱推命

生年月日・出生時間を基に、四柱推命で
あなたの性格や運勢、転機を徹底鑑定します。

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無料 四柱推命占い

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水晶玉子の四柱推命【無料鑑定】あなたの性格・才能・運勢

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鑑定項目

  • ■四柱推命で算出したあなたの命式
  • ■四柱推命・元命から占う、あなたの本質と恋愛
  • ■四柱推命・日柱天干で占う、あなたの才能
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四柱推命は占いの帝王と呼ばれ 古代中国の哲学に基づき、 何世紀にもわたって積み上げられた莫大なデータ占いの研究が 積み重なってできた歴史ある占いです。

陰陽五行の理念と生年月日・出生時間の 「年・月・日・時」による4つの柱をベースに、十干十二支の暦を用いて人の本質運命を解き明かしていく 四柱推命は、あなたという人とその人生を 隅々まで明らかにします。

あなたの性格や持って生まれた才能、 さらには、今後の人生で起こる出来事や、転機の日付を具体的に占っていきましょう。

四柱推命とは?

四柱推命とは、古代中国から続く占いの一つで、人の生年月日と出生時間から、その人が持っている運命や性格を読み解く占術です。

四柱推命は、十干十二支(干支)や、陰陽五行説といった古代中国の哲学が元となって発展した歴史の長い占いです。その人の生まれた年・月・日・時の4つ要素から「命式」を算出し、それを読み解いて占います。

生年月日は生まれた時から一生変わる事のないものなので、その人が持って生まれた運勢、運命を正確に占うことができます。

四柱推命の起源と歴史は?

四柱推命の起源は、紀元前1400~1300年頃の古代中国の殷王朝で使用されていた、占いの結果を亀の甲羅や獣骨の破片に文字で刻む「甲骨文」とされています。

そして、6~7世紀ごろの隋・唐の時代に陰陽五行説が成立したことにより、四柱推命が作られたと知られています。その後、西暦960~1279年の宋の時代に「徐子平」が『淵海子平(えんかいしへい)』という本を執筆しました。この本が四柱推命の最古の文献となるため、徐子平が四柱推命の祖と言われています。

四柱推命と陰陽五行説の関係は?

四柱推命のベースとなっている「陰陽五行説」は、元々別の思想だった「陰陽説」と「五行説」が1つにまとめられたものです。そのため、まずは「陰陽説」と「五行説」がどのような思想であるかを、それぞれ見ていきます。

陰陽説とは?

陰陽説(いんようせつ)は、古代中国の哲学や宇宙観を表す概念で、万物や現象はという二つの相反する力によって成り立っているとする考え方です。陰陽説は、自然界や人間の生活や道徳などあらゆるものに適用され、そのバランスや調和が重要であるとされています。

陰陽説において、は以下のような特徴を持っています。
:女性的、受容的、静か、柔らかい、冷たい、暗い、影、月、水、内向的
:男性的、発散的、活動的、硬い、温かい、明るい、光、太陽、火、外向的

五行説とは?

五行説は、自然界のあらゆる現象をの5つの元素に分類する東洋哲学の考え方で、四柱推命だけでなく東洋の占いに幅広く用いられている思想です。五行は相生(一方から他方が生じる)と相剋(一方が他方を剋す)の関係を持ち、互いに影響を与え合います。

の順で並べると、ある元素の次に来る元素は相生の関係(木が燃え火が生じる、燃えた物が土となる…)となり、さらに一つ飛ばした元素は相克の関係(木が土の養分を吸い取り剋す、火が金を溶かし剋す…)となります。

次に、この思想が用いられている「命式」を見ていきます。

四柱推命と算命学の違いは?

四柱推命では「年・月・日・時間」の4つの柱を用いて、命式を作成します。それを読み解くことで、その人の本質やこれからの運勢を占っていきます。

一方で算命学では「年・月・日」の3つの柱を使用して占います。算命学において、宿命は1日が最小単位であるため、出生時間は考慮しません。また、算命学では「人体星図」を作成して占う点が、四柱推命とは大きく異なっています。

2つの占いは、陰陽五行説、十干十二支を基に占う点は共通しています。
また、四柱推命と算命学では算出方法は同じでも、違う言葉が使用されます。例えば四柱推命で「通変星」と言っているものは算命学で「十大主星」、四柱推命での「十二運」が算命学では「十二大従星」、四柱推命の「空亡」は算命学の「天中殺」、四柱推命の「用神」は算命学の「守護神」のように使われる言葉が異なっています。

四柱推命の命式(めいしき)とは?

命式は、四柱推命で占う時に作成される、その人の性格運命を表す表のことです。以下の表は縦に「年柱」「月柱」「日柱」「時柱」が、横に「天干」「地支」「蔵干」「通変星」「十二運」が配置されています。その組み合わせを見ていき、トータルで判断するために命式が用いられます。

四柱推命の命式を解説

命式サンプル

①四柱推命の四柱とは?

四柱推命は、生年月日の「」と出生時間の「」それぞれの干支を参照することで占っていきます。その4つの軸のことを四柱と言います。 それぞれ「年柱」「月柱」「日柱」「時柱」と名前が付いており、異なる役割があります。

年柱(ねんちゅう)
年柱とは、生まれた年を基に算出される、その人の人生の土台となる重要なものです。ご先祖様からの影響や家系の流れ、幼少期(一般的に約20歳頃まで)の環境や運勢を示します。また、親や目上の人に対する接し方や基本的な姿勢、社会的な第一印象や人生初期の対外的な顔も表します。他の柱と合わせて総合的に運勢を読み解く上での出発点となります。
月柱(げっちゅう)
月柱は、同僚や友人に対しての性格、その人の基本的な性格の大部分を説明します。対応する年齢は、20~40歳頃の青年期です。特に、月柱の蔵干通変星は「元命(げんめい/げんみょう)」と呼ばれ、その人の性格の7割を説明するため、命式において中心的に参照される箇所になります。
日柱(にっちゅう)
日柱には、配偶者や私生活に対する性格が表れます。年齢でみると、40~60歳頃の中年期に相当します。日柱の天干(日干)は通変星や十二運を算出される際に用いられるため、こちらも命式において重要なパーツになります。
時柱(じちゅう)
時柱とは、生まれた時刻を基に算出されるます。主に晩年期(約60歳以降)の運勢や、子供・部下・目下の人との関係、仕事における最終的な成果や到達点、そして個人の内面や潜在的な願望、プライベートな側面などを表します。人生の総仕上げや深い部分を示す重要な柱です。

四柱推命では、この4つの柱を組み合わせ、そこに記される干支のバランスを見ながらその人の性格運命運勢を占っていきます。

こちらの原理を踏まえて、あなたの命式についても細かく見ていきましょう。

②四柱推命の天干(てんかん)とは?

四柱推命の命式を解説

天干の命式サンプル

天干(てんかん)は、四柱推命における基本的な要素の一つで、十干(じっかん)とも呼ばれます。天干は、五行)のの性質を組み合わせた10種類のエネルギーを表しています。それぞれの天干のイメージとその特徴を見ていきます。

甲(きのえ)
五行属性: 木
陰陽性質: 陽
  • ■向上心が強く、真っすぐ伸びる木のようなイメージ
  • ■活力に満ちあふれ、自己実現に向けて積極的に行動する
  • ■好奇心旺盛、チャレンジ精神旺盛
  • ■粘り強く目標に向かって歩み続ける
乙(きのと)
五行属性: 木
陰陽性質: 陰
  • ■何度踏まれても立ち直る花のようなイメージ
  • ■協調性が高く、チームワークを大切にする
  • ■環境の変化に対応できる柔軟性がある
  • ■相手の気持ちを大切にする
丙(ひのえ)
五行属性: 火
陰陽性質: 陽
  • ■明るく熱意にあふれ、太陽のようなイメージ
  • ■自分の意見を表現することが得意
  • ■注目されることが好き
  • ■自分の信念を強く持っている
丁(ひのと)
五行属性: 火
陰陽性質: 陰
  • ■ロウソクの炎のような温かさと繊細さを持つイメージ
  • ■柔らかな雰囲気とミステリアスさを併せ持つ
  • ■独特の空気感で周囲の人を惹きつける
  • ■周囲の人に安らぎと癒しを与える
戊(つちのえ)
五行属性: 土
陰陽性質: 陽
  • ■どっしりと構えて落ち着いている山のようなイメージ
  • ■常に冷静で動じることがない
  • ■人から信頼され、頼られる存在
  • ■経済的にも、精神的にも安定している
己(つちのと)
五行属性: 土
陰陽性質: 陰
  • ■多芸多才で、多くの食物が育つ田畑のようなイメージ
  • ■人びとを包み込むような優しさを持っている
  • ■新しい経験や知識を積極的に吸収する
  • ■周囲の人々に安らぎを与える存在
庚(かのえ)
五行属性: 金
陰陽性質: 陽
  • ■切れ味鋭い剣のようなイメージ
  • ■自らの道を切り開いていく
  • ■変化に強く、瞬発力に富んでいる
  • ■自己研鑽を怠らず、常に最高のパフォーマンスができるように努力している
辛(かのと)
五行属性: 金
陰陽性質: 陰
  • ■輝く宝石のようにきらびやかなイメージ
  • ■品位があり洗練されている
  • ■内面の強さと繊細さを併せ持っている
  • ■共感力が豊かで、他者の気持ちを理解することに長けている
壬(みずのえ)
五行属性: 水
陰陽性質: 陽
  • ■懐が広く、底が見えない大海のようなイメージ
  • ■人びとを包み込むような優しさを持っている
  • ■新しい経験や知識を積極的に吸収する
  • ■周囲の人々に安らぎを与える存在
癸(みずのと)
五行属性: 水
陰陽性質: 陰
  • ■神秘的で露のようなイメージ
  • ■周囲の変化に敏感に反応する
  • ■共感力が高く、人に寄り添うことができる
  • ■深い思考力、洞察力を持ち合わせている

③四柱推命の地支(ちし)とは?

四柱推命の命式を解説

地支の命式サンプル

地支(ちし)とは、おなじみの「子(ね)・丑(うし)・寅(とら)・卯(う)・辰(たつ)・巳(み)・午(うま)・未(ひつじ)・申(さる)・酉(とり)・戌(いぬ)・亥(い)」といった十二支のことです。四柱推命では、あなたが生まれた年・月・日・時間を表す4つの柱(年柱・月柱・日柱・時柱)のそれぞれの下の部分に、この十二支が一つずつ割り当てられます。

地支は、あなたの隠れた性格や才能、行動のクセ、健康状態といった内面的な部分や、実際に物事が起こる時期など、現実的な運気の流れを示します。あなたの人生の土台となる、とても大切な要素です。

子(ね)
五行属性: 水
陰陽性質: 陽
  • ■賢明で機知に富んでいる
  • ■機敏に動き回り、素早い判断力と実行力を持つ
  • ■状況に合わせて柔軟に対応できる聡明な人
丑(うし)
五行属性: 土
陰陽性質: 陰
  • ■感情的にならず、冷静に物事に対応できる
  • ■自分のペースで、継続的に努力できる
  • ■穏やかで忍耐強い性格
寅(とら)
五行属性: 木
陰陽性質: 陽
  • ■自分の信念を持ち、困難な状況でも恐れない
  • ■じっくりと準備を重ね、確実に目標を達成する
  • ■目標に向けて粘り強く取り組む
卯(う)
五行属性: 木
陰陽性質: 陰
  • ■争いや対立を好まず、平和な環境を求める
  • ■瞬発力に優れている
  • ■他者の意見を尊重し、周囲との調和を大切にする
辰(たつ)
五行属性: 土
陰陽性質: 陽
  • ■周囲を圧倒するような魅力を持っている
  • ■高い理想を掲げ、目標に向かって前進し続ける
  • ■失敗を恐れず、果敢に新しいことにチャレンジする
巳(み)
五行属性: 火
陰陽性質: 陰
  • ■状況を冷静に判断し、適切な行動を選択できる
  • ■目標達成に向けて、様々な手段を取る
  • ■美しいもの、感動的なことに心を動かされ、情熱的に反応する
午(うま)
五行属性: 火
陰陽性質: 陽
  • ■誰とでも気軽に話せる社交的な性格
  • ■明るく活発で、人を惹きつける
  • ■自分の気持ちを素直に表現することができる
未(ひつじ)
五行属性: 土
陰陽性質: 陰
  • ■相手の気持ちを理解し、優しく接することができる温かい人
  • ■チームワークを大切にする
  • ■誠実で、信頼できる人として周囲から高い評価を得ている
申(さる)
五行属性: 金
陰陽性質: 陽
  • ■物事を深く理解し、論理的に考えることができる人
  • ■手先が器用で、様々な技術を習得できる
  • ■明るい笑顔と愛嬌のある性格
酉(とり)
五行属性: 金
陰陽性質: 陰
  • ■品位のある立ち居振る舞いをする
  • ■洗練された感性と高い美的センスを持っている
  • ■人を思いやる気配りの良さと社交性を持っている
戌(いぬ)
五行属性: 土
陰陽性質: 陽
  • ■責任感が強く、与えられた役割を確実に果たす
  • ■人のことを自分よりも大切に考え、相手の気持ちに寄り添う
  • ■誠実な性格で、嘘をつくことができない
亥(い)
五行属性: 水
陰陽性質: 陰
  • ■目標に向けて猪突猛進する
  • ■小さいことにはあまりこだわらない
  • ■何事にも真摯に取り組む姿勢を持っている

④四柱推命の蔵干(ぞうかん)とは?

四柱推命の命式を解説

蔵干の命式サンプル

蔵干は、地支十二支)に内蔵された天干十干)の事で、その人の内面の性質を表すものとされています。

蔵干日干と組み合わせることで、通変星を出すことができます。

蔵干は「余気」「中気」「本気」の3つの「」に分けられます。(時期によっては余気、中気が無い蔵干もあります。)あなたの誕生日が二十四節気から何日経過しているかによって、「気」決まります。それぞれの「気」に入る節入り日からの経過日数は月によって変化します。下記は、おおよその目安です。

命式を算出して、あなたの蔵干を確かめてみましょう。

①「余気」
節入り日~約7日目(月によっては10日目)までに生まれた人は、余気の蔵干になります。 前月の余波を引き継いだエネルギーがあります。

②「中気」
節入り日から数えて8日目~20日目に生まれた人は、中気の蔵干になります。 余気と本気の中間のエネルギーがあります。

③「本気」
節入り日から数えて15日目以降に生まれた人は本気の蔵干になります。 蔵干の中で一番力強いエネルギーがあります。

命式を算出して、下の表であなたの蔵干を確かめてみましょう。

地支

余気

中気

本気

⑤四柱推命の通変星とは?

四柱推命の命式を解説

通変星の命式サンプル

通変星とは、日柱における天干日干)が、他の天干蔵干とどのような関係を持つかを表したものとなります。10種類の通変星があり、それぞれが性格や特性を表しています。

比肩(ひけん)

■意志が強く、どんなことも最後までやりぬく
■一人でコツコツ作業することが向いている
■自分の信念、価値観が確立している
■自分の道を切り開く力がある

劫財(ごうざい)

■親しみやすい性格
■人をまとめるリーダーシップがある
■他人と協力して物事を進めることが上手
■常に調和を大切にしている

食神(しょくじん)

■好き嫌いがはっきりしていて、自己主張が得意
■頭脳明晰で、判断が早い
■自分の力で自分の道を切り開く
■新しいアイデアを考えることが得意

傷官(しょうかん)

■美しい物を好む
■言葉の使い方が巧み
■1人でいることが好きだが、寂しがり屋な面もある
■表と裏の顔がある

偏財(へんざい)

■親切で、人の世話をすることが好き
■地に足がついているリアリスト
■資産を増やす才能がある
■ビジネスセンスが良い

正財(せいざい)

■エネルギーに満ち溢れている
■計画力、実行力がともに高い
■リーダーシップがあり、どんなときも果敢に進む
■新しい分野への挑戦で、新たな才能が花開く

偏官(へんかん)

■エネルギーに満ち溢れている
■計画力、実行力がともに高い
■リーダーシップがあり、どんなときも果敢に進む
■新しい分野への挑戦で、新たな才能が花開く

正官(せいかん)

■責任感が強く、自分の任務や役割に真摯に取り組む
■伝統を尊重する
■一つのことを極めることが得意な専門家気質
■周囲からの信頼が厚い

偏印(へんいん)

■枠にはまらない、自由な発想を持っている
■多彩な才能を持っている
■創造性が高く、芸術やデザインセンスがある
■自信の精神的な成長を重視している

印綬(いんじゅ)

■学問や研究において才能を発揮する
■理論的、体系的に物事を進めることが得意
■鋭い洞察力を持っている
■常にインプットを欠かさない

四柱推命の通変星の出し方は?

四柱推命の通変星は、その人の命式の日干(日柱天干)と、年柱、月柱、時柱のどれかの天干、もしくは各柱の蔵干を照らし合わせることによって確認することができます。あなたはどの通変星を持っているのか、以下の表から確認してみて下さい。


日干
比肩 劫財 食神 傷官 偏財 正財 偏官 正官 偏印 印綬
劫財 比肩 傷官 食神 正財 偏財 正官 偏官 印綬 偏印
偏印 印綬 比肩 劫財 食神 傷官 偏財 正財 偏官 正官
印綬 偏印 劫財 比肩 傷官 食神 正財 偏財 正官 偏官
偏官 正官 偏印 印綬 比肩 劫財 食神 傷官 偏財 正財
正官 偏官 印綬 偏印 劫財 比肩 傷官 食神 正財 偏財
偏財 正財 傷官 正官 偏印 印綬 比肩 劫財 食神 傷官
正財 偏財 正官 傷官 印綬 偏印 劫財 比肩 傷官 食神
食神 傷官 偏財 正財 偏官 正官 偏印 印綬 比肩 劫財
傷官 食神 正財 偏財 正官 偏官 印綬 偏印 劫財 比肩
通変星
五行の関係
陰陽

比肩

比和
(日干と同じ五行)

同じ

劫財

比和
(日干と同じ五行)

異なる

食神

相生
(日干から生じる関係)

同じ

傷官

相生
(日干から生じる関係)

異なる

偏財

相克
(日干から害を受ける関係)

同じ

正財

相克
(日干から害を受ける関係)

異なる

偏官

相克
(日干に害を与える関係)

同じ

正官

相克
(日干に害を与える関係)

異なる

偏印

相生
(日干を生じる関係)

同じ

印綬

相生
(日干を生じる関係)

同じ

⑥四柱推命の十二運とは?

四柱推命の命式を解説

十二運の命式サンプル

十二運とは、日柱における天干(日干)が他の地支とどのような関係を持つかを表したものとなります。

十二運は命式の中で、入っている柱の年代の運気を表しています。年柱の列であれば成人までの時期、月柱の列に入っていれば青年期、日柱の列であれば中年期、時柱の列であれば晩年期の運勢がわかります。

また、十二運にはそれぞれ運気の強いもの、弱いものがあります。強いものが良く、弱いものが悪いということではありません。十二運自体が強いか弱いかよりも、通変星との組み合わせが大切です。良い組み合わせだと、通変星の良い作用が全面的に表れます。

実際にあなたの命式を占って確認してみましょう。

胎(たい) (弱)

胎児のような運気
■物事の本質を見抜く洞察力を持っている
■固定観念にとらわれることなく、柔軟に考えられる
■自己実現に向けて積極的に行動できる

養(よう) (強)

生まれたての赤ちゃんのような運気
■無邪気で天真爛漫
■自分のぺースで自由に行動する
■周囲の人から可愛がられ、よく助けてもらえる

長生(ちょうせい) (強)

子どものような運気
■物事に対して前向きに取り組み、成長していける
■親しみやすい雰囲気で、周囲からの信頼も厚い
■人とのコミュニケーションが得意

沐浴(もくよく) (強)

思春期のような運気
■新しいことにチャレンジすることが好き
■目標に向けて積極的に行動できる
■未知の分野にも興味を持つ

冠帯(かんたい) (強)

青年期のような運気
■常にポジティブな思考を持っている
■正義感が強く、人から信頼されやすい
■堅実な生活を好む

建禄(けんろく) (強)

壮年期のような運気
■地道な努力で、手堅く成果を上げていく
■行動力と決断力に優れている
■健全、堅実な生活を求める

帝旺(ていおう) (強)

全盛期のようなパワーに満ちた運気
■周囲を牽引するリーダーシップがある
■信頼できる仲間がたくさんいる
■愛嬌があり、周囲の人から好かれやすい

衰(すい) (弱)

落ち着きがある運気
■優れた判断力を持っている
■伝統あるものに心惹かれ、大切にする
■全体的に落ち着いた雰囲気がある

病(びょう) (弱)

夢と現実の狭間のような運気
■直感力が非常に鋭い
■スピリチュアルな感覚を持っている
■内省、自己分析により自分自身のことをよく理解している

死(し) (弱)

静けさが訪れる運気
■足元を固め、安定を求める
■多様な環境を受け入れ、調和を大切にする
■内面的な成長に重点を置く

墓(ぼ) (弱)

パワーが一点に集まるような運気
■一つの分野を堀下げ、その専門性を高める
■静かで落ち着いた環境を好む
■自分の内面と向き合い、精神的成長を求める

絶(ぜつ) (弱)

魂が自由自在に飛び回るような運気
■枠にとらわれず、新しい考え方をする
■革新的なアイデアが成功に繋がる
■新たな分野での成功に向けて試行錯誤する

命式の見方は?

四柱推命では、命式に含まれる五行(木・火・土・金・水)のバランスを見ることで、その人の生まれ持った性格や運気の流れを知ることができます。五行がすべて含まれているか、それとも偏っているかで、人生の傾向に違いが出てきます。

五行が揃っている命式

四柱推命では、命式に含まれる五行(木・火・土・金・水)のバランスを見ることで、その人の生まれ持った性格や運気の流れを知ることができます。五行がすべて含まれているか、それとも偏っているかで、人生の傾向に違いが出てきます。

五行が偏っている命式

一方、命式の中で五行すべてが揃っていない場合、五行に偏りがあり、運気の波が大きくなる傾向があります。良い時は一気に運が開けますが、逆に低迷期は長引きやすいとも言えます。

また、五行の偏りが強いほど、個性が際立つ傾向があります。周囲と違う視点を持っていたり、独創的な才能に恵まれていることも多く、「普通じゃない」魅力がその人の強みになることもあります。

具体的にそれぞれの五行が多い場合、少ない場合にどのような特徴が現れるのか説明していきます。

命式に木の要素が多い場合

向上心旺盛でリーダーシップを発揮しますが、時に頑固で自分の意見を押し通しがちです。肝臓や神経系の不調に注意し、冷静さや計画性を取り入れるとバランスが取れます。

命式に木の要素が少ない場合

柔軟で協調性がありますが、決断力に欠け人に流されやすい傾向があります。気力不足を感じやすく、自分軸を持ち新しいことに挑戦するとエネルギーが湧いてきます。

命式に火の要素が多い場合

情熱的で華やかですが、短気で感情の起伏が激しい一面も。心臓や循環器系に注意し、冷静さや安定感を意識すると、持ち前の明るさがより建設的に活かせます。

命式に火の要素が少ない場合

冷静沈着で思慮深いですが、覇気に欠け消極的に見られがちです。冷え性や活力不足に注意し、目標設定や人との交流で内なる温かさを引き出しましょう。

命式に土の要素が多い場合

穏やかで忍耐強く信用されますが、保守的で変化を嫌い動きが鈍いことも。胃腸の不調に注意し、新しい情報を取り入れフットワークを軽くすると可能性が広がります。

命式に土の要素が少ない場合

フットワークが軽く多才ですが、落ち着きがなく継続力に欠ける傾向があります。胃腸虚弱に注意し、地に足をつける意識やルーティンを持つと安定感が増します。

命式に金の要素が多い場合

決断力があり行動的ですが、批判的で融通が利かない面も。呼吸器系や皮膚のトラブルに注意し、柔軟性や共感力を意識すると人間関係が円滑になります。

命式に金の要素が少ない場合

優しく思いやりがありますが、優柔不断で自己主張が苦手な傾向があります。呼吸器系の弱さに注意し、目標設定や自分軸を持つことで意志の強さが育ちます。

命式に水の要素が多い場合

知的で順応性がありますが、流されやすくネガティブ思考に陥りやすい一面も。腎臓や泌尿器系の不調に注意し、現実的な思考や前向きさを意識するとバランスが取れます。

命式に水の要素が少ない場合

正直で実直ですが、柔軟性に欠け融通が利かない面も。乾燥や老化の進行に注意し、リラックスや人の話を聞くことで潤いと柔軟性が生まれます。

四柱推命の六十干支とは?

六十干支は十干と十二支を組み合わせたもので、その名のとおり60種類存在します。

干支は「年柱」「月柱」「日柱」のうち、それぞれどの柱を見るかによって違った意味を持ちます。

「年柱」は「親や目上の人との関係」や「20歳前後までの自分のルーツ」を表します。
「月柱」は「仕事」に関することや「30歳~59歳」の運気を表します。
「日柱」は「プライベートや恋愛」、「60歳~80歳」の運気を表します。

以下は、「年柱」における干支の早見表と性格の特徴になります。

西暦・干支対応早見表
西暦 干支 西暦 干支
1924年 1984年 甲子 1954年 2014年 甲午
1925年 1985年 乙丑 1955年 2015年 乙未
1926年 1986年 丙寅 1956年 2016年 丙申
1927年 1987年 丁卯 1957年 2017年 丁酉
1928年 1988年 戊辰 1958年 2018年 戊戌
1929年 1989年 己巳 1959年 2019年 己亥
1930年 1990年 庚午 1960年 2020年 庚子
1931年 1991年 辛未 1961年 2021年 辛丑
1932年 1992年 壬申 1962年 2022年 壬寅
1933年 1993年 癸酉 1963年 2023年 癸卯
1934年 1994年 甲戌 1964年 2024年 甲辰
1935年 1995年 乙亥 1965年 2025年 乙巳
1936年 1996年 丙子 1966年 2026年 丙午
1937年 1997年 丁丑 1967年 2027年 丁未
1938年 1998年 戊寅 1968年 2028年 戊申
1939年 1999年 己卯 1969年 2029年 己酉
1940年 2000年 庚辰 1970年 2030年 庚戌
1941年 2001年 辛巳 1971年 2031年 辛亥
1942年 2002年 壬午 1972年 2032年 壬子
1943年 2003年 癸未 1973年 2033年 癸丑
1944年 2004年 甲申 1974年 2034年 甲寅
1945年 2005年 乙酉 1975年 2035年 乙卯
1946年 2006年 丙戌 1976年 2036年 丙辰
1947年 2007年 丁亥 1977年 2037年 丁巳
1948年 2008年 戊子 1978年 2038年 戊午
1949年 2009年 己丑 1979年 2039年 己未
1950年 2010年 庚寅 1980年 2040年 庚申
1951年 2011年 辛卯 1981年 2041年 辛酉
1952年 2012年 壬辰 1982年 2042年 壬戌
1953年 2013年 癸巳 1983年 2043年 癸亥

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No 干支 干支の意味 生まれ持った性格
1 甲子(きのえね) 雪景色に立つ孤独な木 新しい情報をキャッチする能力に優れている。夢見がちな一面もある。
2 乙丑(きのとうし) 荒野に息づく草 穏やかな性格で、コミュニケーション上手。地に足のついた生き方を好む。
3 丙寅(ひのえとら) 春の陽気を感じさせる太陽 どんな人ともすぐに打ち解けられる性格。自分の本音も隠さず話す人。
4 丁卯(ひのとう) 春の夜を照らす灯火 几帳面な性格の持ち主。ここぞという時に本領発揮し、問題をクリアしていく。
5 戊辰(つちのえたつ) 解き放たれた山岳 根気強く物事に取り組むことができる人。人とは違うことに挑戦したいタイプ。
6 己巳(つちのとみ) 初夏の風が漂う畑 物事の質にこだわりを持つタイプ。周囲のことによく気が付き、視野が広い。
7 庚午(かのえうま) 溶解した金山 活力に溢れ、素直な性格。一点集中型で、自分でやると決めたことはとことん極める。
8 辛未(かのとひつじ) 荒廃した土地に眠る財宝 さっぱりとした性格で、仲間の面倒を見ることが得意。状況に合わせて柔軟に行動できる。
9 壬申(みずのえさる) 滑らかに流れる大河 状況判断能力に優れており、リーダー気質を持っている。手に職を付けると強い。
10 癸酉(みずのととり) 晩夏に降る大雨 頭脳明晰で、計画性に優れている。ナイーブな面もあるが、世渡り上手である。
11 甲戌(きのえいぬ) 初秋に枯れた樹木 どんなことでもそつなくこなす器用さがある。素直な性格。
12 乙亥(きのとい) 川のほとりに生育する植物 朗らかな性格をしており、人から好かれやすい。自分の目標に向かって一直線に進む。
13 丙子(ひのえね) 師走の日輪 竹を割ったような性格。自分の好みがはっきりしており、好きなことはとことん頑張る。
14 丁丑(ひのとうし) 雪の降る街を照らす光 自分が興味のあることは突き詰める専門家気質。自分の考えを表現することが得意。
15 戊寅(つちのえとら) 雪形の残る春の山岳 他人に左右されす、自分の考えがしっかりしている。温かい雰囲気の人。
16 己卯(つちのとう) 草木が芽吹く陽春の畑地 優しい性格で、世話役を買って出る機会が多い。マルチタスクが得意。
17 庚辰(かのえたつ) 掘り起こされた埋蔵金 仲間をまとめ、頼りがいのある性格。追い込まれたときに、本領発揮する。
18 辛巳(かのとみ) 光を放つ宝玉 どんな人にも態度を変えずに接することができる。何事も妥協は許さない性格。
19 壬午(みずのえうま) 海に反射する陽光 感情を素直に表現することができる人。発想力豊かで、思いついたことはすぐに行動に移す。
20 癸未(みずのとひつじ) 地球に恵みをもたらす雨 見た目によらず負けん気が強い。人のために動くことで、本来の力を発揮することができる。
21 甲申(きのえさる) 用途の広い木材 アクティブな性格で、人付き合いが得意。失敗しても、それを糧に成長へと繋げることができる。
22 乙酉(きのととり) 収穫された四季の花 自分の目指す目標に向かって、高い集中力を持って取り組むことができる人。
23 丙戌(ひのえいぬ) 山岳に沈む夕陽 快活な性格で、どんな環境でもすぐに馴染むことができる。ビジネスセンスが高い。
24 丁亥(ひのとい) 湖上の隣火 常にロジカルな思考をする人。人と協力するよりも、一人で行うことの方が向いている。
25 戊子(つちのえね) 積雪した立冬の山 独創的な発想の持ち主。その個性を生かして、独自の分野で成功を収めることができる。
26 己丑(つちのとうし) 雪が降り積もる農耕地 継続的な努力が得意なタイプ。目標に向かって着実に進んでいく人。
27 庚寅(かのえとら) 樹木を刈り取る刀 1人で作業するよりも、人と協力することで大きな成功を掴める。
28 辛卯(かのとう) 小箱に眠る財宝 思いやりに満ちた性格で、人に頼られやすい。多くの人に慕われている。
29 壬辰(みずのえたつ) 海に繋がる河口 周囲のことをよく観察しており、表に立つよりもブレーンとして活動することで能力を発揮できる。
30 癸巳(みずのとみ) 五月に降る豪雨 個性派な友人が多く、自分自身を人とは違うことを好む。自分軸をしっかり持っている。
31 甲午(きのえうま) 立夏の木陰 人から見えないところで努力をするタイプ。人のサポートををすることが得意。
32 乙未(きのとひつじ) 夏の田園の草木 柔和な雰囲気を纏っているが、内に秘める情熱を持っている。
33 丙申(ひのえさる) 哀愁を帯びた太陽 周囲に流されない強い意志を持っている。堅実な生活を求めるタイプ。
34 丁酉(ひのととり) 夕暮れの街灯 多くの人との交流するよりも、一人で何かを極めることが向いている。研究者タイプ。
35 戊戌(つちのえいぬ) 資源の眠る山 機知に富んでいる。家族や仲間のことを大切にし、みんなから頼られる存在。
36 己亥(つちのとい) 湿潤な耕作地 独自の発想力で、どんな問題も切り抜ける。逆境でこそ、力を発揮するタイプ。
37 庚子(かのえね) 海の底に沈められた鉱物 物事を常に慎重に考える人。少し冒険することで、新しい世界が開ける。
38 辛丑(かのとうし) 冬の池の精霊 非常に聡明な人。色々と器用にこなせて、そのどれもが人並以上の腕前。
39 壬寅(みずのえとら) 雪解け水の流れ 落ち着いた見た目だが、そこから想像がつかないほどの行動力がある。
40 癸卯(みずのとう) 林にかかる霧 身の回りの人のことを大切にするタイプ。穏やかな生活を求める。
41 甲辰(きのえたつ) 風にそよぐ大木 見かけによらず、心の中に闘争心を持っている。追い込まれた時に、その力の真髄を発揮する。
42 乙巳(きのとみ) 神々しい美しさを放つ花 自分の気持ちを表現することが得意。恋愛体質で、常にときめきを求めている。
43 丙午(ひのえうま) 真夏の太陽 どんなことにも果敢に取り組むチャレンジャー。世界を舞台に活躍するタイプ。
44 丁未(ひのとひつじ) 風情ある夏の灯火 バイタリティ溢れる人。叶えたい目標のためなら一心不乱に取り組む。
45 戊申(つちのえさる) 山岳地帯の砦 初対面の人とでも、距離感を掴むのが上手。親しみやすい雰囲気を纏っている。
46 己酉(つちのととり) 耕された田畑 目標に向かって実直に取り組む人。仲間に頼ることで、大きな成功を掴むことができる。
47 庚戌(かのえいぬ) 大軍を率いる将 優しい雰囲気の中に、強い意志を感じる人。良く気が付く人で、さりげない手助けが上手。
48 辛亥(かのとい) 聖水で磨かれる金銀 洗練された雰囲気を纏っている。チーム内では仕切り役よりも、補佐役で輝ける。
49 壬子(みずのえね) 寒風が吹きこむ大海 自身の発想を生かし、自由な環境で挑戦することで大きな成功を得ることができる。
50 癸丑(みずのとうし) 木々に付く露 周囲に流されない、自分の考えをしっかり持っている人。物事の覚えが良い。
51 甲寅(きのえとら) まっすぐ伸びる木 陽気な性格で、みんなに愛されるタイプ。頼られると張り切って腕を振るう。
52 乙卯(きのとう) 春の草木 圧倒的な統率力を誇る、大人数でも束ねることができる、みんなの頼りになるリーダー。
53 丙辰(ひのえたつ) ひまわりの美しさ 周囲の空気を読むのが上手で、臨機応変に行動することができる。
54 丁巳(ひのとみ) 湧き出る清水 周囲との調和を重視し、協調性のある人。常に前向きな考え方をする。
55 戊午(つちのえうま) 大地の実り 変化を恐れず、新しいことに果敢に挑戦する人。行動力があり、周囲を引っ張ることができる。
56 己未(つちのとひつじ) 夏草の実 チームの中で調整役として大活躍。バランス感覚に長けている。
57 庚申(かのえさる) しっかりとした手ごわさ 周囲に対して積極的にアプローチし、前向きな考え方で物事に取り組む人。
58 辛酉(かのととり) 夕焼けの美しさ 自分の考えに固執することなく、新しい情報に敏感に反応する。クリエイティブな仕事に向いている。
59 壬戌(みずのえいぬ) 秋の実り チームの中でのリーダーシップを発揮する人。適材適所を見極め、効果的な役割分担をする。
60 癸亥(みずのとい) 清浄な湖面 物事を深く考えるタイプで、洞察力に長けている。物静かだが、目標に向かって突き進む強さを持っている。

四柱推命の異常干支とは?

四柱推命における「異常干支(いじょうかんし)」とは、60種類ある干支の中で、特に個性的で「常ならざる」特別なエネルギーや性質を持つとされる干支のことを指します。六十干支のうち13種類が異常干支にあたり、「通常異常干支」と「暗号異常干支」に分けられます。

「異常」という言葉から少し驚かれるかもしれませんが、これは必ずしも悪い意味ではありません。むしろ「普通とは異なる」「際立った」といったニュアンスで捉えていただくと良いでしょう。

異常干支を持つ方は、他の人とは違うユニークな発想をしたり、鋭い感受性や直感力に恵まれていたり、ある特定の分野で特別な才能を発揮したりする可能性を秘めていると言われます。

以下で、それぞれの干支の特徴について詳しく説明していきます。

通常異常干支

甲戌(きのえいぬ)

着実に歩みを進め、目指す場所へひたむきに努力を続ける、地に足のついた人です。試練が訪れたとしても、持ち前の粘り強さで、力強くそれを乗り越えていくでしょう。

一方で、従来の家庭の形には収まりにくい面があり、とりわけ男性はその傾向が顕著に表れます。ですが、国際結婚や年齢差のある関係、あるいは週末婚のような自由なスタイルを選ぶことで、運命の流れは穏やかになり、まだ見ぬ特別な才能が大きく花開くことでしょう。

乙亥(きのとい)

見た目は穏やかで物静かな印象を与えますが、心の中には強い意志を隠し持っており、誰にも頼らず自分の力で進んでいこうとする気持ちがとても強いです。物事を柔軟に考えることができ、環境の変化にもうまく対応できます。また、新しいアイデアで問題を解決する力に優れているため、どうなるか分からないような状況でも、前に進む力を持っています。

さらに、この干支を持つ人は、不思議な力や直感に優れている人が多く、社会や会社の中で、他の人には思いつかないような考えを生み出し、状況や物事をより良く変えていく特別な力を持っていると言えるでしょう。

戊戌(つちのえいぬ)

どっしりとした安心感があり、一度決めたことにはまっすぐなので、頼れるリーダーとして周りの人を引っ張っていくのが得意です。夢や目標が見つかると、どんなに大変なことや難しいことがあっても気にせず、我慢強く自分の信じることを最後までやり遂げ、きちんと結果を出していきます。

そして、心の中は素直でピュアな気持ちでいっぱいです。その真面目な姿や思いやりが、周りの人の心を掴み、たくさんの人から信頼されています。

庚子(かのえね)

新しいことを思いつき、物事をより良い方向へと進展させる力があり、変化を起こすための大きなパワーを持っています。この干支を持つ人は、とても頭が良く、深く考えることができる、他の人にはない特別な才能に恵まれています。

しかし、周りの人がその考えについていけず、みんなで一緒に進むのに少し時間がかかってしまうことも。早いうちから親元を離れて自分の力で生活することで、その素晴らしい才能を十分に活かして、大きく活躍できる運を持っています。

辛亥(かのとい)

物事の隠れた部分までよく見抜く力があり、その鋭い洞察力によって、大事な場面では的確な判断を下し、物事を有利に進めることができます。大きな目標を達成するために、間違いのない判断をすることができます。また、この干支を持つ人は見た目が良い人が多く、周りの人に品があってスッキリとした良い印象を与えます。

さらに、不思議な力や、これからどうなるかを見通す力も持っています。新しいものや流行にも敏感で、相手がどんな人かをパッと見抜くことができるので、仕事や社会でうまくいくチャンスをたくさん掴むことができるでしょう。

丁巳(ひのとみ)

自分だけの考え方を持っていて、物事の状況や、その本質的な意味合いや進むべき方向性をすぐに判断できます。普段は落ち着いて見えますが、心の中では熱い気持ちがあり、うまくいくまで、最後まで諦めずにやり遂げます。

また、この干支を持つ人は、誰の助けも借りずに、自分の力で成功できる運を持っています。親から受け継いだ仕事よりも、自分で新しい仕事を始めることでうまくいき、大きな成功をつかむ運があります。

暗号異常干支

辛巳(かのとみ)

物事を計画的に考え、変化にも柔軟に対応できるため、難しい状況でも最善の解決策を見つけ出します。この干支の人は、特別な才能や霊感に恵まれ、鋭い直感で人や物事の本質を見抜く力を持っています。

また、繊細な感受性と未来を見通す力に優れており、その能力は特に宗教、芸術、占いといった分野で発揮されるでしょう。

壬午(みずのえうま)

新しい情報を集めるのが得意で、何事にも興味を持って積極的に挑戦するため、自然と多くの人が周りに集まってくるでしょう。まるで未来を予感するかのような鋭い勘や霊感に恵まれており、その場の状況や相手に合わせて巧みに立ち回ることができます。

内から湧き出るユニークな発想力を活かして、社会や仕事の場で大きな役割を果たし、貢献していく可能性を秘めています。

丁亥(ひのとい)

他の干支と比べても特に際立った霊感の持ち主で、常識にとらわれない自由な発想から、新しいアイデアを次々と生み出す特別な力を持っています。鋭い感覚と物事を見抜く力で、社会に新しい価値観や大きな変化をもたらします。

この干支の人は、目上の人や年長者と良い関係を築くことで運気が上昇し、さらに大きく発展していくと言われています。

丙戌(ひのえいぬ)

目標を達成しようとする熱い思いが人一倍強く、周りを引っ張り、ここぞという時には迷わず決断する力を持っています。また、この干支の人は、屈託のない明るさと素直さを持ちます。一方で、自分自身には厳しく、妥協せずにコツコツと努力を続ける真面目さも兼ね備えています。

一人で黙々と自分の能力を高めることよりも、人と関わる現実の世界で大きな目標を持つことで、より道が開け、成功へと繋がっていく運勢です。

戊子(つちのえね)

どっしりとした安定感と、しなやかな変化に対応できる柔軟性を併せ持つ干支です。純粋で素直な心を持ち、どんな人にも公平に接することができます。

また、特別な才能に恵まれ、堂々とした佇まいは周りからの厚い信頼を集めるでしょう。豊かな発想力と優れたセンスで、仕事の場でも重宝され、自らの可能性を大きく広げていきます。

癸巳(みずのとみ)

不思議な直感力があり、手先も器用で、どんなことでもスムーズにこなすことができます。問題が起きても慌てず、的確な判断でうまく解決できるため、周りの人からはとても頼りにされています。

時に「こうだ」と強く思い込んでしまうこともありますが、一度決めたことは最後までやり抜く強い意志も持っており、目標に向かってまっすぐに進んでいく力があります。

四柱推命の空亡とは?

四柱推命の空亡は、「十干」と「十二支」の組み合わせから生じる、運気の低迷する時期を指します。

十干(甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸)と十二支(子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥)はそれぞれ一つずつ順番に進んでいきます。十干が10のサイクルで一巡するのに対して、十二支は12のサイクルで一巡します。

そのため、十干が一巡した際、十二支がまだ一巡せずに二つ余ります。この余った期間を「空亡」と呼びます。生年月日により、その人が該当する空亡が異なり、「子丑・寅卯・辰巳・午未・申酉・戌亥」と6種類あります。

空亡の確認方法
空亡は、命式中の日柱の干支によって決まります。六十干支の表において、自分の日柱の干支が何番目なのかを確認してください。それを下記の対応表と照らし合わせることで自分の空亡が分かります。
例)干支「甲子」→1番目→戌亥空亡
干支「己亥」→35番目→辰巳空亡
1〜10番目
11〜20番目
21〜30番目
31〜40番目
41〜50番目
51〜60番目
戌亥空亡
申酉空亡
午未空亡
辰巳空亡
寅卯空亡
子丑空亡

以下でそれぞれの空亡の持つ特徴と、空亡の時期にどうするべきかをお伝えします。

子丑空亡

子丑空亡の人は、誠実で理性的という特徴があります。人に頼らず、自分の力で道を切り開く人です。プレッシャーを感じる場面でも、上手くこなすことができます。


空亡の時期は、今まで通りに行っても上手くいかないことが出てきて、苛立ちを感じる事があります。それに耐え、今後の計画を立てる時期と割り切る事で物事が順調に進みます。

寅卯空亡

寅卯空亡の人は、前向きなエネルギーに満ちた人という特徴があります。その時々で波はあるものの、行動力に長けておりスピード感を持って動く人です。


空亡の時期は、普段通り活発に行動すると上手くいかない時期です。この時期は抵抗するのではなく、力を抜いて過ごすことを心がけるようにしましょう。

辰巳空亡

辰巳空亡の人は、常に新しい刺激を求め、周りと違ったことをすることを好みます。その独特な発想がきっかけで、困難な状況を打破できることもあります。


空亡の時期は、多少の不調は起こりますが、落ち着いて過ごしましょう。空亡が明けた後に備えて準備をしておくことが大切です。

午未空亡

空亡の時期は、普段通り活発に行動すると上手くいかない時期です。この時期は抵抗するのではなく、力を抜いて過ごすことを心がけるようにしましょう。


空亡の時期は、普段通り活発に行動すると上手くいかない時期です。この時期は抵抗するのではなく、力を抜いて過ごすことを心がけるようにしましょう。

申酉空亡

申酉空亡の人は、社交性があり、強い向上心を持っています。バイタリティに溢れ、常に忙しなく動いている人です。


空亡の時期は、丁寧に日々を過ごすように心がけましょう。いつも忙しい分、この時期にゆっくり休むことが大切です。

戌亥空亡

戌亥空亡の人は独自の価値観を持ち、カリスマ性があります。本心は誰にでも見せるタイプではありません。


空亡の時期は、自分の将来について悩んでしまいます。ですが、この時期は、とことん悩んで自分と向き合いましょう。空亡が明けた後には、大きな成長が待っています。

四柱推命の干合とは?

干合」は、特定の2つの十干が結びつき、別の五行に変化することを表します。

命式に干合が見られる場合、その人はコミュニケーションに長け、人から愛される運命にあります。

干合の
組合せ
五行の
変化
性質の特徴
甲×己
五行はに変わります(中正の合)。土壌(己)に大樹の根(甲)が差すように、安定した基盤を築きながら着実に成長していく関係です。
庚×乙
五行はに変わります(仁義の合)。金属の刃(庚)が草花(乙)を刈り取るように、潔い決断力と行動力が生まれる仲です。
丙×辛
五行はに変わります(威制の合)。火(丙)が金属(辛)を溶かし、形を変えさせるように固い殻が破れてしなやかな思考が育まれます。
壬×丁
五行はに変わります(淫疾の合)。大海(壬)の灯台(丁)のように、周囲を力強く導く力が際立つ組み合わせです。
戊×癸
五行はに変わります(無情の合)。大きな山(戊)が雨水(癸)を留め、流れを定めるように、強い責任感で物事を進めます。

四柱推命の三合とは?

三合」は、十二支を円周上に並べた時に、120度の位置にある十二支が三つ結びつくことで、五行が変化することを表します。

三合は、命式上の特性だけでなく、良い相性や年の運勢を見るのに用いられます。

命式の日干と三合の五行が一致すると、その人の生まれ持った運勢がかなり良いということが分かります。

三合の組み合わせ
三合組み合わせ

亥+卯+未 → 木
寅+午+戌 → 火
巳+酉+丑 → 金
申+子+辰 → 水

四柱推命の支合とは?

支合の関係の図

支合」は特定の2つの十二支が結びつき、新たな五行が生まれることを表します。

支合はどの柱で生じるかによって意味が変わってきます。年支は親、月支は自分、日支は配偶者、時支は子供を表し、支合する柱が表す立場の人同士の関係が円満となる事を暗示します。

支合の
組合せ
五行の
変化
性質の特徴
子×丑
五行はに変わります。定めたゴールへ着実に進み、粘り強い努力で物事を完遂させる力を秘めています。
寅×亥
五行はに変わります。自ら進んで行動し、力強いエネルギーで勢いよく前進し、常に発展し続ける力を持つ関係です。
卯×戌
五行はに変わります。温かい心と真摯な態度で周囲に安心感を与え、自然と人望が集まるでしょう。
辰×酉
五行はに変わります。鋭い感覚で本質を見抜き、専門分野を深く追求していく力を持ちます。
巳×申
五行はに変わります。優れた知性と柔軟性を持ち、状況の変化に素早く順応する能力を備えています。
午×未
五行はに変わります。揺るぎない信念を持ち、周囲を魅了する特別な存在感を放ちます。

四柱推命の半会とは?

半会の関係の図

半会」とは、三合の3つの干支の組み合わせのうちの2つの干支の組み合わせのことを言います。半会には五行の「土」の要素を含まない「正気半会」と土を含む「正気半会」の2種類に分けられます。

半会があると、三合の場合と同様に五行が変化します。半会のときは、三合よりも少し弱まってしまいますが、運勢が良い状態です。

正気半会

半会の組み合わせに土の要素がない、正気半会が命式に入っている人は、自分のやりたいことを最後までやり抜く行動力と強い意志を持った人です。夢を追うばかりに、周囲からは現実味に欠けていると思われることもありますが、本人は気にせず、大きなことを成し遂げられる人です。

十二支の組み合わせ 五行
戌 × 卯
寅 × 午
巳 × 酉
申 × 子
雑気半会

土の要素が入っている雑気半会が命式に入っている人は、ゴールに向かって着実な成長を求めていくタイプの人です。無茶なことはせず、計画を立てて確実に1歩ずつ進んでいく人です。

十二支の組み合わせ 五行
卯 × 未
亥 × 未
午 × 戌
寅 × 戌
酉 × 丑
巳 × 丑
子 × 辰
申 × 辰

四柱推命の方合とは?

方合(ほうごう」とは、十二支の中で同じ五行(四季)を持つ3つの十二支が結びつくことで、その五行が強まることを意味します。方合は良い組み合わせの1つで、支合や三合よりも3倍エネルギーが強くなります。

命式の中3つ揃わなくても、方合となる組み合わせの3つのうち2つがそろっていれば、「半方合」と言う組み合わせになります。方合ほどではありませんが、五行が強くなります。

方合の組み合わせ
方合の組み合わせ

寅+卯+辰 → 木
巳+午+未 → 火
申+酉+戌 → 金
子+亥+丑 → 水

四柱推命の七冲とは?

七冲(しちちゅう)とは、十二支のうち7番目(円周上に配置した際の対面)の陽支同士陰支同士剋し合う組み合わせです。

七冲が命式や行運の中にあると、揉め事が起こる、不和が生じる、大きな変化に巻き込まれるなどといった凶意が強く現れます。

未・丑」「辰・戌」の組み合わせは、朋冲(ほうちゅう)といい、互いの五行が「土」同士の冲となり、凶意が弱くなります。

七冲の組み合わせ 凶意
申・寅
巳・戌
子・午
卯・酉
未・丑
辰・戌

四柱推命の三刑とは?

「三刑(さんけい)」は十二支のうち特定の3つ、または2つが命式に揃うことによって剋しあうことをいいます。下記の組合せが三刑となり、矢印が示す方向に剋します。子と卯のときだけお互いに剋し合います。命式に三刑があると人間関係で苦労することが多くなります。

三刑の組み合わせ
三刑の図

寅→巳→申
丑→戌→未
子→卯

四柱推命の自刑とは?

「自刑(じけい)」とは、四柱推命で見る特殊な星の組み合わせの一つで、命式の中に同じ十二支が2つ以上並ぶ場合に成立します。「自分自身を刑する」と書くため、少し強い印象を受けるかもしれませんが、これは主に内面的な葛藤や自分自身との向き合い方に影響を与えると言われています。

お互いの命式に自刑がある場合、以下のような特徴が現れやすくなります。

共感と深い理解の可能性

同じ種類の葛藤やこだわりを抱えているため、「この人は私のことを分かってくれる」という深い共感や理解が生まれやすいです。

他の人には理解されにくい、自分たちの独特な価値観や感覚を共有できることがあります。

葛藤の増幅・共倒れの危険性

お互いのネガティブな面(頑固さ、感情の起伏、執着心など)を刺激し合い、問題をより深刻化させてしまうことがあります。

例えば、午午同士なら感情的な衝突が激しくなったり、酉酉同士ならお互いに批判的になりすぎて息苦しくなったりする可能性があります。

お互いに依存しすぎたり、ネガティブな感情のループにはまり「共倒れ」のような状態になる危険性も秘めています。

辰辰同士

お互いにプライドが高く、理想を追求する傾向が強まります。見栄の張り合いや主導権争いが起こりやすい一方で、高い目標を共有できれば大きな力を発揮します。ただし、現実とのギャップに苦しみやすい面も。

午午同士

情熱的でエネルギッシュですが、感情の起伏が激しく、自己主張が強いため、些細なことで衝突しやすい相性です。短気な面がぶつかり合い、カッとなりやすいでしょう。行動力は増しますが、冷静さを保つのが課題です。

酉酉同士

鋭敏で美的感覚に優れ、完璧主義的な傾向が強まります。お互いの欠点やアラが目につきやすく、批判的になったり、神経質になったりして、息苦しい関係になることがあります。しかし、共通の専門分野や趣味では高いレベルで共鳴できます。

亥亥同士

内向的で執念深く、物事を深く考える傾向が強まります。過去の出来事にこだわったり、お互いに疑心暗鬼になったりしやすい面があります。閉鎖的な関係になりやすいですが、一度信頼し合えれば非常に強い絆で結ばれることもあります。

四柱推命の六害とは?

六害(ろくがい)とは、十二支のうちの2つが互いに剋しあうことをいいます。

六害の組み合わせが命式の中にあると、親族の不仲や別離があります。ですが、凶意としては、さほど強いものではありませんので、命式のバランスが良かったり、他に吉星があれば心配しすぎなくて大丈夫です。

自分の命式の日支と他の柱のとの関係で確認していきます。

六害となるのは、下記の組合せです。

六害の組み合わせ

子 ↔ 未
寅 ↔ 巳
丑 ↔ 午
卯 ↔ 辰
酉 ↔ 戌
申 ↔ 亥

四柱推命の流年運とは?

流年運とは、巡ってきた年の干支と、命式における日干との組み合わせによって表れる、その年の運勢です。流年運は1年ごとに変化していき、10種類の通変星と対応しています。それぞれの運勢は以下の通りです。

流年比肩

流年比肩の年は行動力が高まり、自身のやりたいことを貫く年になります。独立、自立に向いた運勢となります。

流年劫財

流年劫財の年は、人脈やコミュニティを広げるのに向いた運勢です。ただし、お金が懐から出ていきやすい年でもあります。

流年食神

流年食神の年は生活が落ち着き、気持ちに余裕が出てきます。何事も穏やかに過ごせる運勢となります。

流年傷官

流年傷官の年は感性が鋭敏になり、独創的なアイディアが溢れる年になります。自分を表現するのに向いた運勢です。

流年偏財

流年偏財の年は人を惹きつける魅力が発揮される年になります。また、お金の流れがダイナミックになる運勢です。

流年正財

流年正財の年は着実に財を成す運勢です。何事においても地に足のついた選択をし、堅実に物事を進める年になります。

流年偏官

流年偏官の年はどんな事もスピーディーに進み、活発に動く年です。新しいことに思い切って挑戦するのに向いた運勢です。

流年正官

流年正官の年は地位を確立する運勢が向いてきます。堅実な努力ができ、成功を掴める良い運気に満ちた年になります。

流年偏印

流年偏印の年は閉塞感を打破する年になります。新しいことに次々と挑戦することができ、行動の幅が広がります。

流年印綬

流年印綬の年はそれまでの積み重ねが実を結ぶ年になります。また、新たなことを学ぶのに向いた運勢でもあります。

四柱推命の大運とは?

大運とは、10年で一巡する流年運の1周期分のことを言います。10年間のスタートとなる時期は人によって異なり、命式における月干によって大運に表れる通変星が決まります。

大運の出し方

①あなたの大運が順行運なのか逆行運なのかを調べる

大運には順行運(じゅんこううん)と逆行運(ぎゃっこううん)の2種類があります。どちらになるのかは、生まれた年(年柱天干)と性別から判断します。

陽干の年
甲、丙、戊、庚、壬
陰干の年
乙、丁、己、辛、癸
男性 順行運 逆行運
女性 逆行運 順行運

例)
1995年11月8日生まれ、女性の場合 年柱天干は「乙」→陰干の年→「順行運」

②立運(りつうん)の年を割り出す
立運とは、人生で初めて大運が切り替わる年齢のことを言います。立運は順行運か逆行運かによって計算の方法が変わります。

◆順行運の人
「誕生日の次の月の節入日までの日数」÷「3」
=立運の年数(余り1につき、4か月足す)

◆逆行運の人
「誕生日の前の節入日までの日数」÷「3」
=立運の年数(余り1につき、4か月足す)

例)
1995年11月8日生まれ、女性の場合
順行運なので、次の節入日1995年11月23日まで「15日」となります。それを3で割ると「5」となるため、立運は5年。5歳から10年ごと(5歳、15歳、25歳、35歳、45歳、55歳…)が立運の年です。

3で割った際に余りが出た場合は下記の通り、
余り1につき、4か月を足して計算します。

5余り1→5歳4か月の年
5余り2→5歳8か月の年

③月柱の干支を起点に大運干支を求める
順行運の人は、命式の月柱干支を起点に六十干支の順番通りに進み、逆行運の人の場合は命式の月柱干支を起点に逆周りに進んでいきます。 月柱干支が0歳から立運までの大運になり、立運から10年のサイクルで進んでいきます。

例)1995年11月8日生まれ、女性の場合 立運は「5歳」、順行運です。月柱干支は「丁亥」ですので、ここを起点に進んでいきます。

(例)1995年11月8日生まれの女性の大運

年齢 大運
0~4歳 丁亥
5~14歳 戊子
15~24歳 己丑
25~34歳 庚寅
35~44歳 辛卯
45~54歳 壬辰
55~64歳 癸巳
65~74歳 甲午
75~84歳 乙未
85~94歳 丙申
95~104歳 丁酉
.
.
.

.
.
.

大運の通変星

大運比肩

大運比肩の10年間は他人に流されず自分のペースで、そして妥協を許さずにきっちりと物事を進める時期になります。

大運劫財

大運劫財の10年間は、自分の味方を増やす運気が向いています。チームワークが求められる場面で活躍できる時期になります。

大運食神

大運食神の10年間は、気持ちに余裕が生まれてくる時期です。趣味や遊びが充実し、穏やかに過ごせる運勢になります。

大運傷官

大運傷官の10年間は、確固たる意志で独自の世界を切り開き、一つのことに専念して生きていく時期になります。

大運偏財

大運偏財の10年間は、様々なことが充実する時期になります。金運が常に移り変わり、大きな財を成す運気が向いてきます。

大運正財

大運正財の10年間は物事が安定し、周囲の評価も高まる時期です。堅実に地位を築いていく運気が向いています。

大運偏官

大運偏官の10年間は、エネルギーとチャレンジ精神がみなぎる時期になります。仕事で猛烈な活躍が期待できる運勢です。

大運正官

大運正官の10年間は地位に恵まれ、立身出世を果たす時期になります。リーダーシップを発揮し、周囲の信頼を得られます。

大運偏印

大運偏印の10年間は価値観を一新し、今までと違う環境に身を投じる時期です。未知のものに挑戦する運気が向いてきます。

大運印綬

大運印綬の10年間は、これまでに積み重ねてきた努力や実績が実を結び、地位や名誉を得られる時期になります。

大運の十二運

大運胎

大運胎の10年間は、自身の正直な気持ちや感覚に従って行動すると良い時期です。従来の考え方にとらわれず、柔軟でユニークな着想が生まれやすいでしょう。状況の変化を前向きに受け止め、新たな挑戦を始めるのに適しています。周囲に左右されず、自分の信念に基づいて進んでいける時です。

大運養

大運養の10年は、無理せず穏やかなペースで過ごせる時期。安定した心安らぐ状況を望みます。警戒心が薄れ、人を疑わず純粋に受け入れやすくなります。芸術など、美しいものに対する感性が高まるでしょう。

大運長生

大運長生の10年は、周囲の状況を敏感に察知し、人に好かれる行動を自然と取ります。要領が良く、物事が有利に進みやすい時期ですが、一度に多くのことを手がけるのは避け、着実さを大切にしましょう。

大運沐浴

大運沐浴の10年は、希望に満ち、様々な挑戦への意欲が高まる時。一つの事に情熱を傾けると、抜群の行動力を発揮します。異性との出会いも増え、多彩な恋愛を経験する機会に恵まれるでしょう。

大運冠帯

大運冠帯の10年は、活力に満ち、前向きに活動できる時期。人生が発展する勢いがあります。しかし強気な反面、内面は繊細で傷つきやすく、弱さを見せにくい側面も持つでしょう。

大運建禄

大運建禄の10年は、安定感があり、周囲からの信頼を得て評価される時期。確実性を求め、粘り強く堅実に物事を進めます。一方で、急な状況変化への柔軟な対応はやや不得手かもしれません。

大運帝旺

大運帝旺の10年は、揺るぎない信念を持つ時期。堂々とし、他者の指示を嫌います。目標達成のため邁進し、社会的な成功や影響力を得ることを目指し行動します。

大運衰

大運に「衰」が巡る10年は、経験に裏打ちされた円熟味と冷静さを持つ時期。軽率な行動はせず、物事を深く洞察します。いざという場面では、培ってきた知恵と経験を活かし、的確に行動できるでしょう。

大運病

大運に「病」が巡る10年は、自身の内面や感情に深く向き合う時期。そのため、繊細になりやすく、精神的な鋭敏さが増すでしょう。豊かな感性を持ち、情緒豊かで、人の心に寄り添いやすい一面が強まります。

大運死

大運死の10年は、静かで内省的な時。流れに身を任せ、自ら動く際は慎重に。一度決めたことは誠実にやり遂げ、信頼を得ます。追い詰められると、内に秘めた大きな力を発揮するでしょう。

大運墓

大運墓の10年は、特定の物事への探求心が強まる時期。関心事に深く没頭し、強いこだわりを見せます。一つの物事に集中するため、人付き合いはやや限定的になるかもしれません。

大運絶

大運絶の10年は、束縛されず、自由な発想で過ごしたい時。定住より変化を好み、生活は移ろいやすいでしょう。直感やひらめきを重視して動きます。持続性は低いが、活動領域は広がります。

四柱推命の身旺(みおう)・身中(みちゅう)・身弱(みじゃく)とは?

四柱推命で性格を判断する際に用いるものの1つとして身旺(みおう)・身中(みちゅう)・身弱(みじゃく)があります。これらを見ることで、自我の強さがわかります。

過旺の特徴

「過旺(かおう)」とは、文字通り「旺(さか)んすぎる」状態のことです。自身を表すエネルギーや、命式の中の特定の五行が、極端に強い状態を指します。例えるなら、ある特定の才能や個性が、周りを圧倒するほどパワフルに溢れ出ているイメージです。

その強いエネルギーが良い方向に働けば、類まれなリーダーシップを発揮したり、困難にも屈しない強い精神力で道を切り開いたり、特定の分野で大きな成功を収めたりする可能性を秘めています。自信に満ち、行動力にあふれる方の命式に多く現れます。

一方で、その強すぎるエネルギーがコントロールを失うと、ちょっぴり頑固になったり、自己主張が強すぎて周囲と衝突してしまったり、強引さが目立ってしまうことも。また、一つの要素が強すぎると、他の要素が抑えられ、バランスを欠くこともあります。

身旺の特徴

生まれ持った運勢が強く、運勢に発展性があります。自立心、活動力が強いので、自分の力でどんどん新たな道を切り開いていきます。運勢の波があり不安定です。良い流れが来ていたかと思えば、ガクッと悪い運勢に落ち込んでしまうといった、高低差が激しいです。身旺の人は病気をしにくく、抵抗力が強いです。

身中の特徴

運気のバランスが安定している状態です。極端な方向に振れていないため、人生において大きな浮き沈みは少ない傾向にあります。 身中の人は、持って生まれた才能や性格が、どれか一つに強く偏ることなく、多面的に表に出てきやすいのが特色です。 人間関係においては、周囲の状況を敏感に察知し、流れに合わせて柔軟に対応する力があります。ただ流されるだけではなく、必要な場面では自身の考えや存在感をきちんと示すこともできます。多くの人と協調的な関係を育んでいくことができるでしょう。

身弱の特徴

生まれ持った運勢が弱く、引っ込み思案です。保守的な考えを持っています。物事に対しては継続的にコツコツと努力を続けることができます。周囲の人に合わせる傾向にあるため、良好な人間関係を築くことができます。運勢に大きな波はなく、全体的に安定しており、良い時と悪い時の差が小さいのが特徴です。身弱の人は、病気に対する抵抗力が弱い人が多いです。日々、体調管理には細心の注意を払うことが必要です。

過弱の特徴

「過弱(かじゃく)」は、「過旺」とは対照的に「弱すぎる」状態のことです。ご自身を表すエネルギーや、命式の中の特定の五行が、極端に弱い状態を指します。例えるなら、特定のエネルギーが少しお休みしていて、控えめで繊細な状態のイメージです。

過弱の人は、周りの人との調和を大切にし、人の気持ちを敏感に察することができる優しい人です。柔軟性があり、変化にも比較的スムーズに対応できます。

一方で、エネルギーが弱いと、自分に自信が持てなかったり、決断するのに時間がかかったり、他人の意見に流されやすかったりする傾向も。気力や体力が少し不足気味で、精神的に疲れやすいと感じることもあります。

身旺・身弱の計算方法は?

身旺・身中・身弱の計算をするには、下記の①~③の項目で点数を出し、合計値が「+(プラス)」であれば身旺、「ー(マイナス)」であれば身弱です。合計が0もしくは、±1の範囲であれば身中になります。

①月令点

下の表で、生まれた月の十二支(月支)と日干が交差する位置に書いてある点数を見ていきます。月令点は一番大きな点数が3点となり、2点以上であれば、「月令を得る」という状態です。

計算例

計算例

左の命式の場合、日干は「」月支は「」となるので、2つが交差する「3」が点数となります。

月令点の計算表
日干
月支
甲・乙
(木)
丙・丁
(火)
戊・己
(土)
庚・辛
(金)
壬・癸
(水)
1 0 0 1 3
1 0 2 1 2
3 1 0 0 1
3 1 0 0 1
2 1 2 0 1
1 3 3 0 0
1 3 3 0 0
1 2 2 1 0
0 0 0 3 1
0 0 0 3 1
0 1 2 2 1
1 0 0 1 3
②通変点の算出方法

命式の中にある、通変星の点数を全て合わせます。

計算例

計算例

左の命式の場合

偏財-1

傷官-1

劫財+1

劫財+1

合計 0

通変星の点数は「0」です。

通変星 点数
比肩 + 1
劫財 + 1
食神 - 1
傷官 - 1
偏財 - 1
正財 - 1
偏官 - 1
正官 - 1
偏印 + 1
印授 + 1
③十二運点の算出方法

命式の中にある、十二運の点数を全て合わせます。

計算例

計算例

左の命式の場合

-1

長生0

帝旺+1

帝旺+1

合計 +1

通変星の点数は「+1」です。

十二運 点数
0
0
長生 0
沐浴 + 1
冠帯 + 1
建禄 + 1
帝旺 0
- 1
- 1
- 1
- 1
- 1
身旺・身弱の出し方
上記①~③の点数を合計し、身旺・身弱の計算をします。計算例の命式を用いて合計点を出すと、「+4」になります。「+(プラス)」になるので身旺ということわかりました。

①月令点「

②通変星点「

③十二運点「」→合計「身旺

相生(そうせい)の関係とは?

相生(そうせい)」とは、四柱推命のベースとなる五行説に基づく考え方です。「木は燃えて火が生じる、火が燃えきると土になる…」というように、2つの五行がお互い助け合うものを相生といいます。

生じさせる方はエネルギーを使うため弱まり、生じさせてもらう方は力をもらうので強くなります。

相生の関係

木→火
木が燃えて火が生じる

火→土
火が燃えきると土が生じる

土→金
土から金が生じる

金→水
金(金属)は冷えて水を生じる

水→木
水は木を育てる

相剋(そうこく)の関係とは?

相剋(そうこく)」とは、五行の組み合わせの1つで、互いのエネルギーを消耗する関係のことを言います。剋される方(矢印の右側)は、剋す方(矢印の左側)よりも多くのエネルギーを消費します。

相剋の関係

木→土
木は土から養分を吸収し、
土は養分を取られて弱る

土→水
土は水を吸収する

水→火
水は火を消す

火→金
火は金属を溶かす

金→木
金属は木を切り倒す

四柱推命の用神とは?

命式の中で、日干に対して良い働きをする十干のことを用神(ようじん)と言います。用神は日干と月支の組み合わせから算出します。

用神には様々な種類がありますが、ここでは命式上の季節のバランスを整える「調候用神(ちょうこうようじん)」について見ていきます。例えば、夏生まれの人であれば命式に水を求め、水(壬・癸)が入っていれば命式のバランスが取れていると言えます。

命式中に用神が入っていなかったとしても、自分の命式の用神となる年運や大運が巡ってきたときは吉運となります。

自分の命式を見て、日干と月支がわかれば、下記の表から調候用神を確認できます。

日干「甲」
月支
調候用神
2月
丙・癸
3月
庚・丁・己
4月
庚・丁・壬
5月
癸・庚・丁
6月
癸・庚・丁
7月
癸・庚・丁
8月
庚・壬・丁
9月
庚・丙・丁
10月
庚・丁・壬・甲・癸
11月
丙・丁・庚・戊
12月
庚・丙・丁・戊
1月
丁・庚・丙
日干「乙」
月支
調候用神
2月
丙・癸
3月
丙・癸
4月
癸・丙
5月
癸・辛
6月
癸・丙・辛
7月
癸・丙・辛
8月
丙・癸・己
9月
丙・丁・癸
10月
丙・癸・辛
11月
丙・戊
12月
1月
日干「丙」
月支
調候用神
2月
3月
己・庚・壬・辛
4月
壬・甲・庚
5月
壬・甲・庚
6月
壬・庚
7月
壬・庚
8月
壬・戊
9月
壬・癸
10月
甲・壬
11月
甲・壬・戊
12月
戊・己・壬・甲
1月
壬・甲
日干「丁」
月支
調候用神
2月
甲・庚
3月
庚・甲
4月
甲・庚
5月
甲・庚
6月
壬・庚・癸
7月
甲・庚・壬
8月
庚・戊・甲・丙
9月
庚・戊・甲・丙
10月
甲・庚
11月
甲・庚
12月
甲・庚
1月
甲・庚
日干「戊」
月支
調候用神
2月
丙・甲・癸
3月
丙・甲・癸
4月
甲・丙・癸
5月
甲・丙・癸
6月
壬・丙・甲
7月
癸・丙・甲
8月
丙・甲・癸
9月
丙・癸
10月
甲・癸・丙
11月
丙・甲
12月
丙・甲
1月
丙・甲
日干「己」
月支
調候用神
2月
丙・癸・甲
3月
丙・癸・甲
4月
丙・癸・甲
5月
癸・丙
6月
癸・丙
7月
癸・丙
8月
丙・癸
9月
丙・癸
10月
甲・丙・癸
11月
丙・甲・戊
12月
丙・甲・戊
1月
丙・甲・戊
日干「庚」
月支
調候用神
2月
戊・丙・甲
3月
丁・甲
4月
甲・丁
5月
丙・丁・壬・戊
6月
壬・癸
7月
丁・甲
8月
丁・甲
9月
丁・甲・丙
10月
甲・壬・丁
11月
丁・丙・甲
12月
丁・丙・甲
1月
丁・丙・甲
日干「辛」
月支
調候用神
2月
己・壬・庚
3月
壬・甲・己
4月
壬・甲
5月
壬・癸・甲
6月
癸・己・壬・甲
7月
壬・庚・甲
8月
壬・甲
9月
壬・甲
10月
壬・甲
11月
壬・丙
12月
壬・戊・丙・甲
1月
壬・戊・丙・甲
日干「壬」
月支
調候用神
2月
庚・丙・戊
3月
戊・辛・庚
4月
甲・庚
5月
庚・辛・壬・癸
6月
癸・庚・辛
7月
辛・甲・癸
8月
戊・丁
9月
甲・庚
10月
甲・丙
11月
戊・丙・庚
12月
戊・丙
1月
丙・丁・甲
日干「癸」
月支
調候用神
2月
庚・丙
3月
庚・辛
4月
丙・辛・甲
5月
辛・壬・庚
6月
壬・辛・庚・癸
7月
壬・辛・庚・癸
8月
丁・甲
9月
辛・丙
10月
壬・甲・辛・癸
11月
丁・辛・庚・戊
12月
丙・辛
1月
丙・丁



また、調候用神の他にも用神が4種類(扶抑用神、病薬用神、通関用神、専旺用神)あります。それぞれ命式の中にあることで、日干に対して良い働きをします。

次で、各用神について説明していきます。

扶抑用神(ふよくようじん)

扶抑用神には、命式の中の五行のバランスをと整える働きがあります。弱い日干を扶(たす)け、強い日干を弱めます。

病薬用神(びょうやくようじん)

病薬用神とは、命式の中で、五行のバランスを崩してしまう五行に対して、その作用を弱める働きをします。

通関用神(つうかんようじん)

通関用神とは、命式の中で凶意を減らすために、凶星となる通変星の間に入る通変星のことをを言います。

専旺用神(せんおうようじん)

専旺用神とは、命式の中でエネルギーが元も強い五行自体のことをいいます。

天戦地冲とは?

天戦地冲(てんせんちちゅう)とは、干支同士が相剋の関係、天干同士が七冲(しちちゅう)の関係になることをいいます。

天戦地冲があると、パートナーとの別離があったり、親族や友人との関係が上手く行かないといったことが起こりやすくなります。

あなたの天干が相剋になる組み合わせ、地支が七冲になる組み合わせは、下記の表で確認できます。

天干が相剋になる組み合わせ
自分の天干
相剋関係
剋される干
剋す干
地支が七冲になる組み合わせ
自分の地支
七冲となる地支

天地徳合とは?

天地徳合(てんちとくごう)は自分の命式の中の日干と日支を見るとわかります。

日干と、月干か時干が干合の組み合わせになること、または、日支をと、月支か時支が支合の組み合わせになることをいいます。

天地徳合は別名、鴛鴦合(えんおうごう)と言われています。鴛鴦には「おしどり」という意味があります。そのため、この組み合わせが命式の中にあると、家族仲夫婦仲良いことを意味します。


この命式の場合、日干「癸」が時干「戌」と干合しているため、天地徳合があります。

計算例
天地徳合の組合せ
甲子×己丑
辛巳×丙申
乙丑×庚子
壬午×丁未
丙寅×辛亥
癸未×戊午
丁卯×壬戌
丙戌×辛卯
戊辰×癸酉
丁亥×壬寅
己巳×甲申
戊子×癸丑
庚午×乙未
壬辰×丁酉
辛未×丙午
癸巳×戊申
壬申×丁巳
甲午×己未
甲戌×己卯
戊戌×癸卯
乙亥×庚寅
己亥×甲寅
丙子×辛丑
甲辰×己酉
丁丑×壬子
乙巳×庚申
戊寅×癸亥
庚戌×乙卯
庚辰×乙酉
丙辰×辛酉

四柱推命の納音とは?

納音(なっちん)とは個人の持つ潜在的な性質や、生涯を通じて影響を与える可能性のある宿命的な要素を読み解くために用いられるものです。年柱にある干支に基づいて導き出されます。

60種類ある干支を二つずつ組み合わせ、合計30種類の異なる音(性質・象意)に分類し、それぞれに意味があります。納音を読み解くことで、自分ではまだ気づいていない能力や、将来発揮される可能性のある資質について理解を深めることができます。

また、納音は、その人の人生における重要な課題や、生涯を通じて追求していくことになるかもしれない中心的なテーマを明らかにします。これらは、本人が意識していなくても、行動や選択に影響を与えている場合があります。

あなたが日頃、心を動かされる対象や、物事を判断する際の基準など、心の奥深くにある思考パターンや重視している価値観が明らかになることがあります。これによって、これまで気づかなかった自分の本当の感情や、人生において最も優先したいと願う事が、より明確になるかもしれません。

加えて納音は、家系から受け継がれる可能性のある影響や、宿縁といった運命的な事柄について明らかにする手掛かりにもなります。

四柱推命の特殊星とは?

特殊星とは神殺とも言われます。四柱の干支だけでは命式の吉凶の判断が難しかった時代に、この特殊星の考え方を加えて判断していました。

特殊星は各柱や行運につくため、年柱の特殊星は「生まれたときから成人頃まで」、月柱の特殊星は「20歳から40歳ころまで」、日柱の特殊星は「40歳から60歳ころまで」、時柱の特殊星は「60歳以降の晩年」の年代に影響を与えます。

特殊星によっては強くその星の特徴が出るものや、あまり大きな影響を及ぼさないものもあります。

特殊星は200種類以上あるため、ここでは特に重要なものを取り上げて、星の説明をしていきます。

吉の作用がある特殊星

天乙貴人(てんいつきじん)

天乙貴人は、貴人と名の付く特殊星の中で一番吉意が強い星です。この星が命式にあると、全ての災難から守られます。社会的な地位、信用を手にすることができ、早い段階から幸運に恵まれ、刑罰にあうことがない星です。

あなたの命式の日干または年干と、命式のどこかにある「十二支(じゅうにし)」が下記のような特別な組み合わせになった時、天乙貴人となります。

天乙貴人になる組み合わせ
日柱・天干
地支
丑または未
子または申
酉まはた亥
酉または亥
丑または未
子または申
丑または未
午または寅
卯または巳
卯または巳
天徳貴人
(てんとくきじん)

天徳貴人が日柱に表れると、その吉意が良く出ます。この星が命式にあると災害や災難から逃れることができ、出世や社会的成功を手に入れられます。

月柱・地支(月支)を基準にして見ます。特定の天干または地支が日干(または時干)にあれば、天徳貴人となります。

天徳貴人になる組み合わせ
月柱・地支
天干または地支
地支が「巳」
天干が「庚」
天干が「丁」
地支が「申」
天干が「壬」
天干が「辛」
地支が「亥」
天干が「甲」
天干が「癸」
地支が「寅」
天干が「丙」
天干が「乙」
華蓋(かがい)

華蓋は文化、芸術、宗教、孤独を示す星です。この星が命式にあると、芸能や芸術分野で才能を発揮します。また、宗教に熱中しやすい星でもあり、この星がある人は僧侶に向いています。

華蓋になる組み合わせ
年支・日支
地支
福星貴人(ふくせいきじん)

福星貴人が命式にあると、お金や物に困ることのない生活が送れます。また福星貴人を持つ人は優しい性格です。

福星貴人になる組み合わせ
日干
地支
丑または亥
子または戌
金与禄(きんよろく)

金与禄が命式にあると、上司や先輩からの引き立てがあり、男性も女性も良縁に恵まれます。また、金与禄を持つ人はお互いに家事・育児を助け合いながら行い、いつまで夫婦仲が良いとされています。

金与禄になる組み合わせ
日干
地支
暗禄(あんろく)

暗禄を持つ人は、周囲の人から援助を受けやすく、困難にぶつかっても、助けてくれる人達のおかげで乗り越えることができます。予想もしていなかった人から援助を受けることもあります。

暗禄になる組み合わせ
日干
地支
禄馬貴人(ろくばきじん)

禄馬貴人は、一生涯、幸運に恵まれることを暗示する星です。先祖からの加護があり、災難を逃れることができます。

禄馬貴人になる組み合わせ
日干
日支

凶の作用がある特殊星

羊刃(ようじん)

羊刃は、命式中の他の星との組み合わせにより吉星にも凶星にもなります。十二運の「帝旺」や「冠帯」 と組み合わさることにより、気性の激しさや気の強さが目立つようになります。

羊刃になる組み合わせ
日干
地支
咸池(かんち)

別名・桃花殺(とうかさつ)とも呼ばれ、色情の星です。不倫や三角関係になったり、恋愛トラブルを抱えたり、誘惑に負けやすいといった傾向があります。享楽に溺れやすい側面も持ちます。女性の場合、咸池と偏官が同じ柱にあると、芸能界や花柳界で活躍が望めます。

咸池/桃花殺になる組み合わせ
年支または日支
地支
劫殺(ごうさつ)

劫殺は交通事故や遭難を暗示する凶星です。劫殺が2つ命式にある人は、お金の関心強く、3つある人は凶暴さや非情な性格が出てしまいます。

劫殺になる組み合わせ
年支
地支
亡神(ぼうじん)

亡神は、病気などの内部の災難を暗示する星です。亡神が命式の中に2つあると、金銭面が安定しなく、3つあるとトラブルに巻き込まれたり、病気にかかりやすくなります。

亡神になる組み合わせ
年支
地支
血刃(けつじん)

血刃は、疾病、交通事故、ケガ、手術など星の名前の通り、血に関わる災難を暗示する星です。年運に血刃が巡ってくる年は、病気や事故に注意が必要です。

亡神になる組み合わせ
年支または日支
地支
病符(びょうふ)

主に健康面の不調や気力低下、物事の停滞を示唆します。医療との関わりや、心身のバランスを崩しやすい時期を暗示する星とされます。無理をせず養生を心がけることが大切な時期です。

病符になる組み合わせ
年支
地支
死符(しふ)

物事の終結や区切り、古い習慣との決別を暗示します。気力の消耗や精神的葛藤、停滞感を伴う変化の時期を示すことがある星です。新しい段階へ進むための転換期とも捉えられます。死の文字が入っていますが、死を意味するものではありません。

死符になる組み合わせ
年支
地支
日刃(にちじん)

日柱に羊刃があることを、日刃といいます。命式に「官星」がない場合、結婚で苦労します。また、この星を持っている人は配偶者を剋します。

日刃になる組み合わせ
日干
日支

吉凶両面の作用がある特殊星

駅馬(えきば)

駅場は旅行、移動を意味する星です。この星を持つ人は、活発な性格をしています。命式に駅馬があると、駅馬の星が出る年に旅行や引っ越し、職場の異動などが起こりやすいです。

魁罡(かいごう)

魁罡は文学、芸術、闘争、孤独といった暗示を持つ星です。この星を持つ人は文才があり、三島由紀夫、太宰治、川端康成など有名な作家もこの星を持っていました。

水晶玉子の四柱推命では何が占える?

四柱推命は、あなたの性格辿る運命明確に示すだけでなく、あなたの人生において、より良い選択タイミングを導き出してくれます。

年や月ごとの運勢や、どんな運気が高まっているのか、いつ転機が起こるのか、どの時期に行動・決断すべきなのか…など、何千年も続いてきた体系を持つ四柱推命は人の運命についてかなり詳細に占えます。

それでは、水晶玉子の四柱推命で、あなた自身について具体的に占っていきましょう。

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