十二支は、時間や方角を表すものとして古代中国で生まれました。親しみのある動物が当てはめられたものなので、多くの人に知られていますね。年賀状でも良く見かける十二支ですが、実は占いでも頻繁に使われているのをご存じでしょうか?的中率の高い占いと言われている「四柱推命」や「算命学」では生まれ持った性格や運勢を見る際に用いられます。
ここでは子年についての基本的な知識に加えて、子年生まれの人が持っている仕事運や金運、恋愛傾向と相性のいい十二支など、くわしく解説していきます。
目次
子年(ねずみどし)の意味、歴史
「子」は十二支の一番最初にくるもので、動物の「ネズミ」が当てはめられています。十二支になる動物を選ぶレースにおいて、牛の背中にこっそり乗り、最後の最後に背中から飛び出してネズミが1位になったというお話は有名ですね。体が小さいという特性を生かし、見事に勝利を収めたことから、賢い動物と言われています。
十二支の一番最初にくる「子」は芽を出し生命をスタートさせるという意味を持ち、ここから全てが始まると言われています。また、ネズミは繁殖力の高い動物であることから、子孫繁栄、商売繁盛の意味も持ちます。
過去、「子年(ねずみどし)」に起きたこと
「子」は「新たな生命が誕生」する状態を表し、何より「ネズミ」自身は子だくさんであることから、子年は「運気のサイクルが巡り始める年」であり、繫栄の始まりとも言われています。子年が新たな始まりを意味すると言われており、1912年の大正時代のスタートも「子年」の出来事でした。
1924年には、野球で多くのドラマを生み出してきた甲子園球場が日本発の本格的な野球場として誕生しました。甲子(きのえね)(十干「甲」と十二支「子」)の年に完成したことから「甲子園」と名付けられました。100年以上の時を経て、今でもたくさんの人たちから愛されています。
そして、1936年のベルリンオリンピックでは、水泳選手の前畑秀子さんが日本人女性初の金メダルを獲得しました。
今では生活に欠かせない、カラーテレビの放送が開始されたのも子年である1960年です。
1972年は沖縄返還、日中国交正常化を記念してのパンダの来日、札幌冬季オリンピック開催と、高度経済成長期を象徴するかのように、派手なイベントが立て続けに開催された年でした。
2008年には金融危機が世界に広がる、いわゆるリーマンショックが起きました。この出来事は、世界の金融情勢に大きく影響を与えました。
子年(ねずみどし)の性格や特徴
頭が良い上に勤勉というのが、子年生まれの人の特徴です。思い立ったらすぐに行動というくらいにフットワークも軽く、早い段階から頭角を現します。
考えれば考えるほどにアイデアが浮かんできて、得た知識や情報をもとに成功に近づいていきます。止まらずアイデアを練りながら物事を進めていけるので、結果は面白いようについてきます。気になるものがあれば徹底して情報集めを行い、果敢にチャレンジできる人です。
何をするにも自分が一番という意識が強く、負けず嫌いの本性があらわになれば、勢いはさらに加速していきます。ただし、自尊心が強いあまりに不利になったとたん全てを投げ出し諦めてしまうでしょう。
基本我慢が利かないため、順番を守ることや時間をかけて物事を進めていくことには向いていません。ただ、人に対して前向きな気持ちで接していけるので、愛されやすく仲間にも恵まれやすいです。1人よりも仲間と一緒に過ごした方が、間違った道へ進む可能性もグンと減らせます。
子年(ねずみどし)生まれの人の恋愛傾向
子年の人は華やかな雰囲気を醸し出し、年齢や性別を問わずたくさんの人たちから注目されますが、だからと言って決して恋多きタイプという訳ではありません。恋愛には一途で、好きになった相手との関係だけを考え慎重に動いていきます。用心深いがゆえに、簡単には心を開きません。あまりにいガードが堅すぎて、チャンスを逃す場面もありますが、すぐに次の出会いが巡ってくるので相手探しには苦労しません。
繊細な心の持ち主であり、包容力もあって優しいタイプゆえに知れば知るほど好かれていきます。ロマンティックな雰囲気にあこがれを持っているため、相手に対する理想も高くなりがちです。
子年(ねずみどし)生まれの人の仕事運
仕事において心の内に野心を抱く子年生まれの人は、「出世欲」や「のし上がりたい」という気持ちを人一倍強く持っています。何でもそつなくこなせる能力があり、さらには活発に動き回れるので、一度勢いに乗ってしまえばどこまでも前進を続けていけます。
好奇心が旺盛でコミュニケーション能力も高く、新しい環境にもすぐになじめます。 一方で失敗には極端に弱く、一度のミスから崩れる恐れがあるので注意しましょう。
どんなに頑張っても中年期には逆境が訪れてしまい、仕事運にも影響が。そこで腐らずに頑張れば、晩年は回復に向かいます。
天職となるのは会計士や銀行員、さらには事務職といった細かい作業が求められる仕事です。商売を始めても才能を発揮できますし、教育の分野でも持っている力が発揮できます。
子年(ねずみどし)生まれの人の金運
十二支の中でも、類まれな金運に恵まれているのが子年生まれの人です。ただそこにいるだけで、まるで引き寄せられるかのようにお金が集まってきます。この先の人生において金銭的に苦労することはないでしょう。
お金を稼ぐのも貯めるのも得意で、地道にコツコツと貯蓄を増やしながら、いずれは大きな財を築く時がやってきます。外にアンテナを張り、旺盛な好奇心に任せて世間の流行りを敏感に察知し、お金に関して必要な情報を得ていきます。あなたにしかない強みやセンスを生かし、資産を増やす術を身に付けていきます。
さらには危機管理能力にも長けており、危ないものを見つけたら自然と距離を置けるのも強みです。怪しい話などに引っかかる心配はいりません。お金の管理にはシビアで、必要なものには惜しみなく投資をしますが、不要だと思ったものには目もくれません。
恋に関わるものには財力を最大限駆使します。普段は固い財布の紐も、一瞬にして緩くなります。愛する人を振り向かせるために全力を注ぎ、時に見栄を張って散財したり、お金に糸目を付けずに素敵なデートプランを練って想いを形にしていきます。
子年(ねずみどし)と相性のいい干支は?
子年と相性のいい干支は、「丑年」と「辰年」、そして「申年」です。
■丑年(うしどし)
自分で考え活発に動き回る子年に対し、丑年は気にせず自分のペースを大切にする性格なので、それぞれが自分の役割をこなしてより良い関係を築いていけます。すぐに気持ちが切れてしまう子年を、丑年が献身的に支え励ましてくれるおかげで、足りない部分が補われます。信頼が積み上がれば上がるほどに思い入れも強くなり、離れられなくなるほどに絆も深まります。
■辰年(たつどし)
気分の浮き沈みの激しい子年を、リーダーシップがある辰年がうまくフォローしてくれます。何かと気にかけてくれる辰年に子年はすぐに心を開き、信頼を寄せ、一緒にいるだけで安心感が得られるのです。友人や恋人としてはもちろん、ライバルとしても競い合い高め合える関係になることもあります。
■申年(さるどし)
フレンドリーで活発に動き回る申年と、好奇心が旺盛でいつでも話題の中心にいるような子年は似た者同士な一面があり、すぐに打ち解けられます。一つ共通点が見つかれば意気投合し、互いの人生において欠かせない存在となるでしょう。基本的な考えや価値観が似ているからこそ、同じ夢や希望を抱いて協力し合えるパートナーとなります。1人ではどうにもならず苦労を強いられる場面でも、2人で協力すればいともたやすく困難を乗り越えられます。一緒に動いてこそ、本領発揮できる2人です。
まとめ
良いも悪いも含めて、子年が持つ性質をありのままにお伝えしてきました。腑に落ちる部分も多かったのではないでしょうか。これまで受け身で引っ込み思案だった人も、もっと明るく振る舞ってみても大丈夫。人付き合いにおいて中心となれるからこそ、自分に自信を持って行動してみてください。
また、金銭的な苦労も少ないことから、遠慮せず大胆に踏み込んで損はしません。 何より自分の長所や、自分の才能を活かしてくれる相性のいい干支の人を把握しておけば、大きなチャンスが転がってきた時に逃さずに済むかもしれません。
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