十二支は、時間や方角を表すものとして古代中国で生まれました。年賀状でも良く見かける十二支ですが、実は占いでも使われているのをご存じでしょうか?的中率の高い占いと言われている「四柱推命」や「算命学」では生まれ持った性格や運勢を見る際に用いられます。
ここでは亥年についての基本的な知識に加えて、亥年生まれの人が持っている仕事運や金運、愛情運と相性のいい十二支など、くわしく解説していきます。
目次
亥年(いのししどし)の意味や歴史
十二支の「亥」には「骸(ほねぐみ)」という意味があり、動植物が枯れて命が絶えた姿を表しています。
十二支は、多くの人に覚えてもらえるように動物が当てはめられています。「亥」には「豚」が選ばれました。中国での豚は、日本でいう「猪(イノシシ)」のことです。金運アップに繋がる縁起物であったり、商売繁盛を象徴する動物と言われています。
過去、「亥年(いのししどし)」に起きたこと
亥年は世間を揺るがすような出来事が数多く起こり、多くの人たちにとって転換点となるような年でした。イノシシのように前だけ見て突き進むのは難しく、いろいろと考えさせられるような出来事があったのも事実です。
まずは1707年の宝永大噴火と言われる富士山噴火、これは過去の例も含めて富士山三大噴火の一つに数えられています。さらには1947年には日本国憲法が制定され、今も暮らしの礎となっているのも亥年に起きた重要な出来事です。
東京オリンピックの開催が決まり、高度経済成長期を象徴する嬉しい瞬間を迎えたのは亥年の1959年でした。ここから日本は活力を取り戻し、バブル期へと続く繁栄の時期が始まります。
1971年にはボウリングブームが巻き起こり、今では老若男女問わず数多くの人たちに愛される娯楽として定着しています。そして1983年には今に続くゲーム文化の象徴ともいえる、家庭用ゲーム機「ファミリーコンピューター」が任天堂より発売されました。同年には東京ディズニーランドも開園し、国内の娯楽産業に大きな変化をもたらしました。
一方で1995年には、今も爪痕を残す災害や大事件も起こっていました。多数の犠牲者を出した阪神淡路大震災や、地下鉄サリン事件に見舞われたのも亥年の印象的な出来事です。
亥年(いのししどし)の性格や特徴
亥年生まれの人は、ひとまずは考えるよりも先に行動してしまおうという性格の持ち主。どんなことにも全力で臨み、だからと言って一切手を抜かず真剣に取り組めるのが強みです。真面目で頑張り屋さんなタイプだからこそ、誰からも信頼されるのは頷けます。
こうと決めたら最後、何があっても自らの信念を曲げずに最後までやり抜こうと頑張れる人です。頑固すぎる傾向があるので、それが仇となって周囲と衝突する場面もあります。とは言え、確固たる信念を持っている点は誰もが評価するところ。
亥年生まれの人は頭の中でハッキリとしたイメージが膨らんでおり、自分が何をすれば良いかという悩みを抱えることがありません。自らが先頭に立ち、皆を目標達成に向けて導いていけるリーダー気質を持っているので、上の立場になってこそ本領を発揮できます。一方で正義感が強いあまり、自己主張が強くなり過ぎる点は注意が必要です。
亥年(いのししどし)生まれの人の恋愛傾向
亥年生まれは恋愛において、真っ直ぐな想いを傾けるタイプです。一度好きになった相手には一途な愛を注ぎ、時に周りが見えなくなるほどにのめり込みます。好きな気持ちを隠さずそのまま伝えていく愛情表現によって、ロマンティックな雰囲気を作り上げられる人です。
正直者であるがゆえに恋の駆け引きはせず、浮気の心配もいらないくらいに一途な愛を示します。結婚向きなのはもちろん、家族に徹底して尽くす「良き家庭人」になれる素質の持ち主です。だからこそ相手に対する執着は強く、愛されたいと強く望みます。
同じ目線で物事を見ていける人、自立した考えを持つ人に惹かれやすいです。また、気配りができて、どんなことも全力で頑張る人に心を奪われやすいのも特徴です。
亥年(いのししどし)生まれの人の仕事運
亥年生まれの人は仕事一筋になりやすく、時間を忘れてのめり込むほどの仕事人間タイプです。誰よりも懸命に仕事に取組み、目標達成に向けて全力を注ぎます。人一倍、向上心が強いのも特徴です。
中には最初から野心を持って仕事に取組み、長い目で自身の将来を見据えて努力し続けられる精神力のたくましい人もいます。それも全て、一度立てた目標を叶えようとする力があるからにほかなりません。向上心を忘れず持ち続けていけば、どのような職種でも活躍できます。さらには地道な努力を重ねるのも得意で、結果を出すまでやり抜く力があります。
亥年(いのししどし)生まれの人の金運
亥年生まれの人は仕事運に恵まれているのもあって、それに引っ張られる形で金運がアップしていきます。良い運気の流れに押され、手元に入ってくるお金は他の干支と比べも多くなります。極端な話、待っているだけでお金が集まってくるような感覚になるのも、実力で運気を引き寄せる人だからにほかなりません。
節約や貯金など、地道にコツコツとお金を増やしていくのが得意で、財運にも恵まれているのが強みです。しっかりとした金銭感覚があり、無駄遣いもしなければ、衝動買いなどをして大金を失う心配もいりません。
目標達成に向けて長期的な計画を立て、実際にそれを叶える行動力を持っているので、目標が高ければ高いほど頑張り続けられます。自分へ投資は惜しまないものの、誰かのためにお金を使う意識が薄いため、時に人付き合いが悪くなってしまうことも。節約への意識は大切ですが、周りからケチだと思われるような振る舞いを見せると、人間関係にもヒビが入りかねません。場合によっては金運や仕事運にも悪影響が及ぶため、必要経費と割り切って交際費に予算を割くことも大切です。
亥年(いのししどし)と相性のいい干支は?
亥年と相性のいい干支は、「寅年」と「卯年」、そして「未年」です。
■寅年(とらどし)
亥年も寅年も互いに強い信念があり、意見が衝突しがちです。ただ、わかり合える部分も多いので、本音でぶつかり合えば互いに相手を受け入れ、良きパートナーとなれます。 周りから見ればハラハラする場面は多いものの、悪気はないので、納得いくまで話し合いをすれば、一周回って揺るぎない信頼が築かれます。そんな2人ですが、恋愛においては出会った瞬間に恋に落ちることも。
■卯年(うさぎどし)
世間体を気にしがちで、人の顔色を気にしてばかりの卯年の人にとって、正直者で感情をありのままに表現できる亥年は、心の内を読みやすいので付き合いやすい相手です。何かと警戒心を抱きやすい卯年が、安心して仲を深められる貴重な存在です。亥年から見ると、卯年の人は癒しや安らぎを与えてくれるため、互いに弱い部分をうまく補い合える、人生にとって不可欠な関係となります。
■未年(ひつじどし)
強い信念を持ち行動する亥年と、温厚な未年は一見相反する性質を持っていますが、違いを受け入れ成長し合える相性に恵まれているので、打ち解けられます。何かと遠慮しがちな未年を、自らが先頭に立とうとする亥年が引っ張る形で良い関係を築いていきます。大胆さを持つ亥年を慎重かつ計画的に行動する未年がフォローしていくと、互いの強みを生かして最強の組み合わせとなります。
まとめ
ここまで、亥年が持つ意味から辿ってきた歴史、さらには亥年生まれの人が持つ特徴について解説してきました。亥年に生まれた人は何事に対しても一直線に進もうと頑張り、一本気な性格かつ自尊心も強くエネルギッシュな人です。
だからと言って自分が持つ能力の高さにうぬぼれず、自らの手によって道を切り拓こうとするタイプなので、比較的早い段階から成功を手にする人が多い干支でもあります。
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