丙子の特徴とは?性格・恋愛・運勢・相性を解説

丙子の特徴とは?性格・恋愛・運勢・相性を解説

丙子(ひのえね)とは?


丙子とは、火性の「陽」の質である「丙」と、水性の「陽」の十二支である「子」から成り立つ干支です。丙は「太陽」で、子は「冬の海」に例えられます。水と火の要素の衝突は、頭の回転が速く、キレの良い人物性を生み出す要素のある干支です。

また、申酉天中殺グループに該当する丙子は、人当たりが良く社交的で、関わる人の心を自然と魅了する傾向にあります。

ある種のカリスマ性が備わっていて、時には悩んだり迷ったりしている人の足元を明るく照らし出すようなアイディアや発言もできる丙子の人は「大らかな性格」と「冷静さ」とを併せ持つ人です。

丙子の人の性格や特徴は?


丙子の人は、明るく開放的な性格をしているその一方で、冷静沈着で慌てふためくことはほとんどないタイプです。大変な状況にいても表情や態度はそう大きくは変わらず、いつも通り問題を一つずつクリアしていこうとします。

嫌なことを根に持たない性格をしていて、人の過ちを許すまでにもそう時間はかかりません。気さくで親しみやすい性格をしている丙子の人の周りには、いつも自然と人が集まってきます。

社交性が高く、人と接することがストレスにはなりにくいタイプなので、飲み会の席などに呼ばれることにも抵抗は感じません。盛り上げ役を買っているような時でも、周囲の状況を冷静に観察しながら、上手に気配りもできます。

丙子の人の性格や特徴①ピュアで正直な人


丙子の人は、心が幼い頃のピュアな状態のままです。純真な心のまま大人になったような丙子の人は、自分の思ったことや感じたことをそのまま言葉にして表現します。そのため、時には人が驚くような発言もしますが、持ち前の人徳のおかげで嫌われるような事態には陥りません。

丙子の人の性格や特徴②飲んでいる時も意外と冷静


お酒が入っていても、ある程度冷静さを保っていられるのが丙子の人の特徴です。繊細な神経の持ち主で、その神経は主に気配りの方面に発揮されます。反対側を向いて他の人と話していたと思ったら、真後ろで困っている人の状況にすぐさま気がついて、間髪入れずに救いの手を差し伸べるような時だってあるでしょう。

丙子の人の性格や特徴③関心のあること以外は大雑把でOK


丙子の人は、こだわっていることに関してはとことん集中力を発揮します。集中しすぎるあまり、他のことに意識が向かわなくなってしまうような場合だってあるでしょう。人に対しては細やかな気づかいをするわりに、人付き合い以外の興味のないことに対しては驚くくらい無頓着でいられます。

丙子の女性の特徴は?


丙子の女性は、おっとりおしとやかというよりも、ハキハキとして明るい印象が強いです。ユニークな感性の持ち主であり、その面白さは会話の際に自然とにじみ出ます

喜怒哀楽の感情の移り変わりが激しく、気分の波が荒くなりがちではありますが、その感情を理性ですぐさま切り替えていける人です。

「こうしたい」と思ったことを実現していく大胆な行動力もありますから、どんな夢も思い描けば大抵叶えられます。

丙子の女性は、ここぞという時の瞬発力にも素晴らしいものがある人です。みんなが物怖じして身動きが取れなくなってしまっているような場面でも、丙子の女性だけは勇敢に行動に出ていけます。人を惹きつけるカリスマ性が備わっている人です。

丙子の男性の特徴は?


丙子の男性は、我が道をマイペースに突き進んでいくという面で異色なカリスマ性を放つ人です。常識や固定観念に左右されず、「こうしたい」と思ったことを躊躇なく実行していきます。時には周囲からの理解が得られないような瞬間も。

そんな破天荒な生き方をする丙子の男性は、他の人にはできないことを達成しうる可能性を秘めているお方です。他の人たちが「それは無理では……」と不安になるようなことでも難なくこなしてみせますので、身の回りにいる人たちから勇気を引き出していくような役目も果たします。

大笑いしていても目は笑っておらず、それゆえ「本心がわかりにくい人」というイメージを抱かれがちです。でも当の丙子の人に深い考えはなく、いつも素直な気持ちや感想を口にしているに過ぎません。

丙子の人の恋愛傾向は?


丙子の人は基本的に、人生においてやりたいことが盛りだくさんな人です。そのため、人生が順調に発展していっている時には恋愛は自然と二の次になりやすく、仕事においても私生活においても友人や同僚たちとの繋がりがあればそれで充分だと考えやすいでしょう。

ただ年齢を重ねるにつれ、未来に想いを馳せる瞬間が増えていくと、丙子の人も恋愛や結婚を本格的に考え始めます。ただ丙子の人は基本的に「退屈さ」が苦手な人です。恋愛関係が安定し始めると「何か楽しいことはないかな?」と好奇心の虫がうずきだします。恋人には、ありとあらゆる面において優れている人を選ぶお方です。

丙子の人の結婚傾向は?


丙子の人は「結婚はいずれできればいいな」という淡い期待感はあれど、本格的な結婚願望は芽生えにくいタイプです。

束縛されたくないという気持ちがある程度あって、なおかつ夢や目標がたくさんあるタイプですから、職場と自宅との行き来だけで満足してはいられません。自由がなくなると、何の予告もなく途端に放浪の旅に出るような可能性もあるあります。

丙子の人の配偶者には、丙子の人がどんな挙動をしていてもどんな人間関係を築いていたとしても、あまり干渉せず少し離れたところから静かに見守っていられる器の大きな人を迎えなくては続きません。

丙子の人の仕事運、適職は?


丙子の人は、何でも器用にこなすことのできる人です。頭の回転が速く、洞察力も鋭いですから、仕事の流れを敏感に察知してその時々で必要な行動をとっていくことができます。

また、明るく華やかな雰囲気を放つムードメーカー的な存在となりやすいお方でもありますので、どんな環境に飛び込んでもその人間関係の中で自然と受けいられれていく場合が多いです。

勝負事やここぞという時の駆け引きが得意ですから、コツコツ地道にこなす事務や工場の作業のお仕事などよりも、人と積極的に関わっていく営業職のような職業は天職となります。

丙子の人の金運は?


丙子の人には、お金を稼ぐバイタリティや情熱が十分に備わっています。人生を豊かにするため、趣味や遊びに投資するために必要な資金をどんどん稼いできますので、お金に困ることはそう多くはありません。

ただ丙子の人には、入ってきたお金を貯蓄に回す前にパッと大胆に使ってしまうような傾向が見られます。ブランド志向な部分もあって、稼いだぶん出ていくお金も多くなりがちです。

毎月少額ずつでも確実に貯蓄をしていくことで、いざという時のために備えていってください。節約を意識しすぎると、丙子の人の強みである大胆さが幾分薄れてしまう恐れがあります。

丙子の人と相性の良い六十干支は?


■乙丑
乙丑の人は、丙子の人を自然と支えてくれる存在です。 反対に丙子の人は、乙丑の人に生きることの喜びや楽しさを教えてあげられます。 波長が自然と合うので、一緒にいて退屈さは感じにくいです。 精神性の高い乙丑の人は、丙子の人を優しく見守ってくれます。

■壬申
壬申の人とは、実は癒し合うというよりは、ぶつかり合って切磋琢磨し合うようなイメージの相性関係です。お互いにとってありがたい存在ですので、意見が食い違っても学び取れることが多いでしょう。良きライバルであり、同志のような固い絆で結ばれやすいお相手です。精神面では磨き合う関係性でも、現実面においては何かと助け合っていける傾向にあります。

■辛丑
丙子と辛丑の人とは、身も心も一つになれるような情熱的な恋ができます。 どちらも自由奔放で、パートナーを必要以上に束縛しようとはしませんので、お互いにとって息苦しくない心地良い関係を長く続けていけるでしょう。 考え方や価値観が多少違っていても、あまり気にならない組み合わせです。

丙子の人とあまり相性が良くない六十干支は?


■庚午
庚午の人とは、何かとぶつかり合う瞬間が多くなります。お互いに人柄は良くても、そもそもが衝突の起こりやすい相性関係にあたるため、穏やかな関係を望む場合にはその実現が難しいです。適度に距離を置いて、違いを認め合うような関係性が築ければ共存も可能となります。

■癸未
癸未の人とは、同じ申酉天中殺グループの仲間というだけあって、波長自体は自然と合います。でも価値観が異なっているため、長く一緒にいると次第に違和感が湧き上がってくるようになる可能性大です。庚午の人と同様、適度な距離感を意識しながら相手を尊重しつつ向き合っていけると、友人としても恋人としても共存していける可能性が高まります。

■丙午
丙午の人とは、お互いの運勢を引きとめ合う関係となってしまいます。お互いの前進力が削がれて、そのうち何となく居心地の悪さを感じるようになる可能性が高いです。その居心地の悪さを「良い刺激」という錦に上書きしていけたら、ほど良い距離感を挟んで一緒に生きていける可能性が高まります。

まとめ「丙子」はこんな人


  • 明るく無邪気なムードメーカー
  • 目が笑っておらず本心が読めないため、周囲に警戒されやすい
  • 心が純粋で思ったことしか口にしないため、裏表は基本的にない
  • 土壇場の瞬発力が素晴らしく、人にはできないことをなしえる可能性に溢れている
  • 恋愛においては退屈さを嫌い、場合によっては関心の対象が次々と移り変わっていく時も
  • 仕事では人と接する「営業職」がぴったり