年の初めに見る夢を初夢といいますね。
この初夢の内容には、どんな意味があるのかご存じでしょうか。
ここでは、初夢とはいったい何なのか、またそれが恋愛に関する夢、仕事に関する夢、友だち・家族に関する夢だった場合、それぞれにどんな意味があるのかを解説していきます。
初夢や占いに関心がある人や、印象的な初夢を見た人、そして恋愛や仕事、友だちや家族に関する悩みを抱えている人には、きっと参考になると思います。
ぜひ最後までご一読ください。
初夢の定義について
初夢とは、具体的にいつ見る夢のことをいうのでしょうか。
12月31日、1月1日、1月2日など諸説ありますが、現在は1月2日に見る夢を初夢と呼ぶ場合が多いようです。
つまり、元日（1月1日）の夜から1月2日の明け方の間に見る夢が初夢ということになります。
昔から、初夢に見るとよいことが起こる前ぶれと考えられている、縁起物が存在します。
「一富士、二鷹、三なすび」という言葉を聞いたことがあると思いますが、まさに富士山、鷹、なすびがそれにあたります。
これらが縁起物とされている理由は、かつて徳川家康がこの３つを好んでいたからという説や、富士は「無事」、鷹は「高い」、なすびは「成す」と、それぞれが縁起のいい言葉を連想させるからという説などがあります。
どちらにしても、富士山、鷹、なすびが初夢に出てきたら、ちょっとうれしくなりますね。
夢占いの世界でも、夢は現実と深くつながっていると考えられています。
未来で起こることや、過去にすでに起きていること、あるいは本人が抱えている悩みなどを反映しているということです。
特に初夢の場合は、今後一年間に起こる出来事を暗示していることが多いので、とても重要です。
恋愛に関する初夢
人は誰でも、多かれ少なかれ恋愛の悩みを抱えているものなので、恋愛に関する夢を見ることは非常に多いです。
では、恋愛に関する初夢にはどんな意味があるのでしょうか。
意中の人や現在交際中の相手が初夢の中に出てきた場合、ふつうはうれしくなってしまうものですが、注意が必要です。
好きな人が初夢に出てきた場合は、夢の内容と逆のことが現実の世界で起こる可能性が高いからです。
たとえば初夢で恋人と楽しく過ごしたとすれば、現実には関係が破綻してしまうことも。
逆に、初夢の中で好きな人とケンカをしてしまった場合は、現実にはその人との関係がよくなることを暗示しています。
初夢の中で失恋してしまう場合もあるでしょう。
この場合、あまり縁起がよくないと思ってしまいがちですが、実際には「現在の状態が続く」ということを暗示しています。
つまり、その人との関係はよくなっていくわけではないものの、悪くなるわけでもないということです。
新たに好きな人ができる初夢を見た場合は、夢占いでは、その年の恋愛運が上昇していくとされています。
きっとよい出会いがあり、もしかしたら恋人関係にまで発展するかもしれません。
仕事に関する初夢
仕事に関する初夢を見る場合もあるでしょう。
特に仕事中心の生活を送っている人は、この傾向が強いようです。
では、仕事に関する初夢にはどのような意味があるのでしょうか。
初夢の中で、仕事で大成功したり出世したりした場合は、現実の世界でも大きなチャンスがやってくるでしょう。
ここで重要なのは、初夢そのままの出来事が起こるわけではなく、あくまでもチャンスが訪れるにすぎないということです。
ですから、大きなチャンスを見逃さずに捕まえて、それを活かすようにしてください。
転職をして、まったく違う仕事をしている初夢を見る場合もあります。
この場合は注意しましょう。
あなたは今年、仕事上の大きな失敗をしてしまうかもしれません。
注意力を研ぎ澄ませて、物事を慎重に進めていくように心がけましょう。
今の仕事がうまくいかない初夢もあります。
この場合、あなたには試練が訪れる年となるでしょう。
試練を乗り越えるのは大変ですが、乗り越えた先には大きな成果が待っています。
仕事がうまくいかない初夢は、実は吉夢です。
粘り強く問題を解決していけば、それなりの見返りが期待できます。
友達・家族に関する初夢
友だちや家族に関する初夢は、友だちや家族について悩みを抱えている人にとって重要な意味があります。
初夢の中で友だちと一緒に遊んだ場合は、その人との関係が今まで通りうまく続いていくことを暗示しています。
初夢に出てきた友だちを大切にすることで、あなたの力になってくれるでしょう。
逆に、友だちに裏切られたりひどいことをされたりした初夢は、意外にも、あなた自身がその友だちを裏切ってしまう可能性を示唆しています。
友情と何かを両てんびんにかけて判断を迫られることが起こるかもしれません。
そのときは、友情を踏みにじるようなことがないよう、くれぐれも慎重に判断しましょう。
家族と一緒に旅行などに行く初夢を見た場合は、今後の一年は、家族と一緒にいることで運気が上がることを示しています。
意識的に家族を大切にして、一緒に過ごすようにすることで、あなたの恋愛運、結婚運、仕事運などが上昇していきます。
家族と離れてしまう初夢を見てしまう場合もあります。
このようなときは、家族との関係にひびが入る可能性があります。
この一年は、家族のことで悩むようになるかもしれませんので、関係が大きく崩れないように、家族みんなの気持ちをいたわるように心がけましょう。
まとめ
元日（1月1日）の夜から1月2日の明け方の間に見る夢を初夢といい、初夢はこの一年間に起こることを暗示しているといわれています。
恋愛に関する初夢でいうと、たとえば現在交際中の相手が夢に出てきた場合、楽しく過ごした夢の場合は関係が破綻したり、逆にケンカをした夢の場合は、現実には良好な関係を築けるという、意外な内容を暗示しています。
仕事に関する初夢では、たとえば仕事で大成功する夢を見た場合は、現実にも大きなチャンスがめぐってくるでしょう。
家族に関する夢では、たとえば家族旅行になどに行って一緒に過ごす夢を見た場合、この一年間は家族と一緒に過ごすことが運気向上につながることを示しています。
自分の見た初夢の内容と照らし合わせて、一年の運勢を占いましょう。
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