十二支は古代中国で生まれ、時刻や方角を表すために用いられていました。その後、四柱推命や算命学といった占いで使用されるようになりました。12種類ある動物の中で、どの年の生まれであるのかによって、性格や運勢が変わってきます。
ここでは辰年についての基本的な知識に加えて、辰年生まれの人が持っている仕事運や金運、愛情運と相性の良い十二支など、解説していきます。
目次
辰年(たつどし)の意味や歴史
辰年の「辰」は、龍が当てはめられています。十二支の中では、唯一実在しない生き物です。神話によく使用されるモチーフですが、なぜ架空の生き物が登場したのかは定かではありません。古代の中国では龍という漢字は「鰐(ワニ)」を意味するものとして使用していたため、本当はワニだったのではないかという説があります。
古来から縁起の良い生き物である龍は、日本でも水神としてまつられています。中国神話の中でも「四神」の1つであり、「発展」をもたらしてくれることでも有名です。そんな神聖な存在であるがゆえに、十二支に選ばれたのだとも考えられるでしょう。
「昇り龍」という言葉がある通り、龍に表される辰年は「出世」や「権力」の年とも言われています。
過去、「辰年(たつどし)」に起きたこと
過去の辰年にはどんなことが起こったのかを詳しく見ていくと、教科書にも載っている出来事が数多くみられました。たとえば、1868年の維新戦争や1940年の日露戦争に始まり、1952年は血のメーデー事件もあります。さらには、1976年に明るみに出たロッキード事件に、政治汚職事件としても有名な1988年のリクルート事件が挙げられます。
ショッキングな事件ばかりが起きているわけではありません。辰年で注目すべきなのは、人の暮らしを良い方向に進めた出来事、良い変化をもたらした出来事もたくさんあります。 1964年には東京五輪が開催され、東海道新幹線が開業されました。1983年には青函トンネルが開通、2012年には東京の新しいシンボルである東京スカイツリーの開業があります。
辰年(たつどし)の性格や特徴
辰年生まれの人は、勇気と粘り強さを持っています。高みを目指していくためには、何よりも必要な要素と言えるでしょう。大胆に踏み込む時は踏み込み、一度手にしたチャンスは確実につかみ取れるその時まで忍耐強く取り組んでいきます。それゆえ、信頼される部分も多いです。
情熱的で自信があるのも辰年生まれの特徴です。才能があるだけでなく、それを活かしていくだけの行動力も持ち合わせていますから、夢に向かって一直線に突き進んでいくこともできます。
また、辰年生まれは素直で感情表現も豊かです。自分の気持ちを遠慮なく表に出していくため、周りの人を振り回してしまうことがあるでしょう。その点だけを気をつけると、周りともしっかりと足並みをそろえて歩んでいけます。
辰年(たつどし)生まれの人の恋愛傾向
恋愛結婚よりも、見合いからの結婚のほうがうまくいきやすいのが、辰年生まれです。恋をするのが苦手というわけではありません。ただ、辰年生まれには恋愛において決して譲れないことが2つあります。それは、「理解してくれること」と「容姿」です。
もともと常識やルールに囚われないで大胆に動いていく人です。憧れを持たれたり尊敬の念を抱いてくれる人も少なくはないのですが、そういう人たちであっても、辰年生まれを明確に理解しているとは言い難い状況です。そのため、恋愛においては自然と理解を示してくれる人に惹かれやすいです。
辰年の人は美意識が高く、オシャレな人を好む傾向があります。恋人に対して内面だけを磨いて満足して欲しくはないという気持ちが強くあります。内側と同じくらい、自分らしく外見も磨いて欲しいと思っています。
辰年(たつどし)生まれの人の仕事運
個性的で独自の世界観を持つのが辰年の特徴です。常識では推し量れない一面が強く出るため、自分に合った部署で仕事ができるのであれば大いに活躍でき、理想の世界に向かって順調に歩んでいけること間違いなしです。
他の人には思いつかないアイデアが浮かんだり、奇想天外な発想も時にはしたりします。辰年生まれのアイデアが大ヒット商品になる可能性も十分にあります。
単調な書類仕事ではなく、企画や営業などで才能を発揮していくタイプですから、自分に合った仕事選びが重要です。
辰年(たつどし)生まれの人の金運
一度始めたことは最後までやり遂げようとする強い意思を持っているのが辰年です。自分に自信があり才能豊かで行動力もあります。しっかりと稼いでいけるのは、目に見えて明らかでしょう。ただ、最大の欠点は、大きく稼いでもパッと使ってしまうところにあります。
辰年生まれは、お金の管理が得意ではありません。長期的にコツコツ貯めていくなどできませんし、人前では大胆になり、派手な使い方をすることが多くあります。当然ですが、節約は苦手。
辰年の人は、自分への投資のためにお金を使っているため、止められないところがあります。そのために稼いでいると言っても間違いではありません。ただそれが全て悪いわけではありません。自分を高めていくために高価なものを買ったとしても、それがきっかけで仕事に繋がっていく場合もありますし、いざという時に役立つ可能性も十分あります。何より、辰年生まれのお金の使い方は、どれだけ大胆に使っても、なぜか巡り巡って返ってくる運命にあります。最終的にはムダ金にはなっていません。
優れた直感力の持ち主でもあるので、今後もしっかりと自分を信じ、進んでいくといいでしょう。お金が無くならないように、しっかりと働けば良いという感覚で、頑張ってください。
辰年(たつどし)と相性のいい干支は?
辰年と相性のいい干支は、「子年」と「申年」、そして「酉年」です。
■子年(ねずみどし)
子年生まれと辰年生まれは、お互いに、個性の違いを認め合い、相手を尊重していける相性なのは間違いありません。積極性があって自我も強い辰年生まれに、ついてきてくれるのは、謙虚で包容力もある子年生まれしかいないのではないかと思えるほど、2人は良い関係性を築いていきます。一緒にいると、経済的にも安定できるだけでなく、お金に困らない生活が送っていけるので、結婚相手としても、ビジネスパートナーとしても、ピッタリな2人です。
■申年(さるどし)
辰年と申年の人は興味を抱くものや物事に取り組む姿勢や意欲が似ています。申年は好奇心旺盛で社交性があり、世渡り御上手、少し軽さも見られる一面がありますが、辰年生まれとの相性はよく、一緒にいるとドキドキして毎日が楽しめること間違いなしです。切磋琢磨していける関係性を築けます。恋人同士になれば、ロマンチックなお付き合いができます。
■酉年(とりどし)
酉年生まれとは、初めて会った時から意気投合できるほど良い相性の組み合わせです。どんな時でも本音で向き合っていける関係になります。また、一見正反対の性格に見えても、お互いの足りない部分を自然と補っていけるため、居心地の良い関係になれるでしょう。どちらも頭がよく自立心も強いので、ベタベタした関係にはなりにくいですが、適度な距離感を感じられるところに、新鮮さを感じられます。
まとめ
以上、辰年の性格について解説しましたが、いかがでしたでしょうか?辰年生まれの本質についてもっと深く知りたいと思った方には、「日本一当たる占い師」として有名な水晶玉子さんの鑑定がオススメです。
必要なものは生年月日だけですし、簡単に鑑定できますので、この機会に是非お試しください。辰年の特徴に加え、2025年の運勢がどうなっていくのかを詳しく教えてくださるので、あなたに幸せな未来を運んでくれるに違いありません。