巳年(へびどし)の性格、特徴は?運勢や相性も解説

十二支は、時間や方角を表すものとして古代中国で生まれました。年賀状でも良く見かける十二支ですが、実は占いでも使われているのをご存じでしょうか?的中率の高い占いと言われている「四柱推命」や「算命学」では生まれ持った性格や運勢を見る際に用いられます。

ここでは巳年についての基本的な知識に加えて、巳年生まれの人が持っている仕事運金運愛情運相性のいい十二支など、くわしく解説していきます。

巳年(へびどし)の意味や歴史


十二支の6番目である「巳」は「蛇(ヘビ)」が当てはめられています。蛇は脱皮を繰り返しながら成長していくことから「復活と再生」の意味を持つとされてきました。蛇は毒を持っていたり、クネクネと動くその姿から恐れられることもありました。八岐大蛇(ヤマタノオロチ)やアダムとイブをそそのかす蛇など悪役として物語に登場することも。

そんな蛇ですが、古代中国では「王に救われた蛇が夢に表れて財宝を渡した」という逸話や、日本でも「蛇の恩返し」という物語が語り継がれており、恩を忘れない動物という考え方をされることもあります。

また、白い蛇は「神の化身」「神の遣い」とされ、学問や芸術の神様とされています。

過去、「巳年(へびどし)」に起きたこと


日本の歴史から巳年に起きたことを見ていきましょう。 中大兄皇子が起こした645年の大化の改新を始め、1185年に起こった壇ノ浦での戦いなどがありました。新しいところで言えば、平成が始まった1989年、21世紀が始まりを迎えた2001年が巳年です。

世界規模で見ていくと、古くは1965年に中国文化大革命が起きており、1905年には日露戦争が終結、1989年にはベルリンの壁が崩壊といった出来事がありました。1941年に真珠湾攻撃がきっかけとなって太平洋戦争が始まり、2001年にはアメリカ同時多発テロが起き、中東との長い戦争の始まりを告げました。

誰もが知る有名どころの出来事をあげていきましたが、細かく言えば他にも、1977年には王選手がホームラン世界記録を樹立していたり、2013年にはアベノミクス始動や特定秘密保護法成立などもあるでしょう。 また2025年の巳年には、日本博覧会(大阪万博)が開催され、第20回世界陸上の開催も予定されています。

巳年(へびどし)の性格や特徴


蛇の狩りは、時間をかけて狙った獲物を捕食していくことから、執念深い動物であると言われています。長い胴体を獲物に巻きつけ、息絶えるまで締め上げていくのですから、執着心だけでなく、粘り強さがあるのも確かです。 そんな蛇の生態から、巳年生まれの人は、冷静沈着で、頭の回転が良いのも明らかでしょう。何が起こっても動じずに立ち振る舞えるので、周囲の人からは「頼りになる存在」だと思われます。

巳年生まれの人は、どれだけ好意的に接してもらっても、安易に他人に心を開かない、警戒心の強さがあります。考え過ぎて悩むことも多々ありますし、余計な苦労を背負ってしまいます。

巳年(へびどし)生まれの人の恋愛傾向


巳年生まれの人は、好きな相手ができると、とことん愛し抜こうとする傾向があります。好きな人ができると、その人しか見えなくなります。よそ見や浮気などもない誠実な愛し方をするのは間違いありません。

感情のまま行動するような人ではなく、恋愛においても冷静に頭を働かせていく理性の人なので、好きになるまでに時間がかかってしまいます。だからこそ「この人しかいない」となった時には、とことんまで相手のために尽くしていきますし、深い愛情を注ぎます。かなり重たい感情をぶつけてくるので、心が広く真剣なお付き合いを求める人となら幸せになれます。

巳年(へびどし)生まれの人の仕事運


巳年生まれの人は自分がやると決めたことは、ひたむきに打ち込んでいきます。始めたことを、途中で放り投げる人ではありません。何度失敗しようとも、諦めずに突き進んでいくだけの粘り強さも持ち合わせており、何よりも成功への執着心が人一倍あります。

そのような性格から、コツコツと一つのことを極めていく職人や技術職が向いています。このような分野であれば、周囲から高い評価を得られるのも早く、あっという間に出世していきます。

巳年(へびどし)生まれの人の金運


蛇は財産や繁栄の象徴とされてきました。そのため巳年生まれの人は、お金に困らないと言われています。蛇皮の財布を持つのがいいとも言われるくらい、蛇は金運上昇と縁が深い動物です。

巳年生まれの人は慎重な性格をしており、しっかりと考えた上で行動していく人です。そのため、お金に対しても堅実に使っていくところがあります。節約も嫌ではないですし、将来を見据えて貯金するのが楽しくて仕方がありません。

物を大切にする人でもあるので、本当に必要なものや、気に入ったものにはお金をかけるタイプです。そこでお金をケチってしまうことはないので、お金を出すべきところはきちんと理解しています。

また巳年生まれはビジネスセンスが優れています。ビッグビジネスを成功させ、大きな財産を手にするなんてことも夢ではありません。成功をつかみ取るだけの冷静な判断や戦略的な考え方など、巳年生まれには全てが備わっています。

巳年(へびどし)と相性のいい干支は?


蛇年と相性のいい干支は、「丑年」と「申年」、そして「酉年」です。

■丑年(うしどし)

慎重で真面目な性格をしている2人です。力を合わせれば、どんな高い壁でも乗り越えていけるのは間違いありません。基本的な性格や物事の考え方などが似ているため、、多くを語らずとも相手の考えがしっかりと理解できるのも2人の強みの一つです。友人としての相性はもちろん、恋人や夫婦になった場合も良い関係を築けます。

■申年(さるどし)

何事に対しても、一度決めると最後までやり抜こうとしていく巳年生まれと、移り気な一面がある申年生まれの2人は、異なる部分が目立ちますが、お互いの長所をうまく活かし合っていける相性です。自分に無いところを補い合いながら、うまくやっていける2人であるのは間違いありません。それぞれの役割分担を決めて動いていくと、大きな成功を手にできますから、恋愛以外でも良い関係になりまs。

■酉年(とりどし)

巳年と酉年は冷静な雰囲気を纏っていますが、心の奥には熱いものを抱えています。考え方も似ているので息もぴったり合い、これ以上の相手はいないと思えます。ただ警戒心が強く本音を口にしない巳年生まれと、素直な性格の酉年生まれという違いもあるため、すれ違いが起きないようにしっかりコミュニケーションを取る必要があります。

まとめ


金運にばかり目を向けられてしまいがちな巳年生まれですが、成功する人が多いのは確かです。目標達成まで諦めずに立ち向かっていく粘り強さと才能で、どんな困難も乗り越えていけます。

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