酉年(とりどし)の性格、特徴は?運勢や相性も解説

十二支は、時間や方角を表すものとして古代中国で生まれました。年賀状でも良く見かける十二支ですが、実は占いでも使われているのをご存じでしょうか?的中率の高い占いと言われている「四柱推命」や「算命学」では生まれ持った性格や運勢を見る際に用いられます。

ここでは酉年についての基本的な知識に加えて、酉年生まれの人が持っている仕事運金運愛情運相性のいい十二支など、くわしく解説していきます。

酉年(とりどし)の意味や歴史


十二支「酉」に当てはめられている「トリ」は本来、「鳥」ではなく「鶏」のことをさしています。その昔、天照大御神が天岩戸に立てこもり、世界が暗闇に包まれてしまいました。その際、神様の遣いである「常世の長鳴鶏(とこよのながなきどり)」の鳴き声聞かせて外に出させ、地上に光が戻ったという逸話が古事記に残っています。そのことから、鶏は神聖な動物とされるようになりました。

現代では、神社やお寺では「商売繁盛」を願い、「酉の市」が開かれています。古来より酉は、縁起が良く、新しい時代や幕開け、商売繁盛の象徴とされてきたことがわかります。

過去、「酉年(とりどし)」に起きたこと


「新しい時代」や「幕開け」を象徴する酉年に起きた出来事を見ていくと、1945年に第二次世界大戦の終結に始まり、1993年には徳仁親王が皇太子が結婚の儀を行いました。また皇太子であった徳仁親王は、憲政史上初・前天皇の生前退位により新天皇に即位し、新たな時代を築くことになったのは有名なところ。次世代への転換となる局面が、酉年によく起こりました。

1957年には南極大陸が発見され、2005年には中部国際空港が開港しました。新たな発見や歴史的快挙が多いのも、酉年の特徴と言えます。日本の国民的長寿アニメ「サザエさん」の放送が開始されたのも、1969年の酉年です。今では知らない人はいないというほど、有名なアニメとなりました。

喜ぶべき出来事が多いだけでなく、これまでの生活揺るがしてしまうような大事件も起きています、その最たるものが、1945年、世界初の原爆が落とされたことです。また悲劇繋がりで言えば、1993年には、戦後最大のスポーツの悲劇と言われるサッカー「ドーハの悲劇」が起こりました。 大小さまざまな出来事がありましたが、新たな発見や進展があり、過去の反省から新たな時代の幕開けを予感させるものばかりです。悲しい出来事もありましたが、そこから這い上がり、今の私たちがいます。痛みを知るからこそ、新たな時代を築いていくこともできるに違いありません。

酉年(とりどし)の性格や特徴


酉年は頭の回転が速く、勘が鋭いのが特徴です。色々な才能に恵まれた存在であるのは間違いありません。人が考えつかないような面白いアイデアを出すだけでなく、それを実行するだけの力も持ち合わせていますから、冷静で注意深く行動していけば、成功をつかみ取るのも夢ではありません。

一見クールに見えても、実は心の奥には熱いものを秘めているため、ひとたび大望を抱いてしまうと、達成させたいという気持ちが強くなります。自分に自信があり、人から注目を集めるのが好きな性格をしているので、成功を手にするため、ひたすら走り続けます。

器用ですし、周りにいる人たちともうまくやっていけるので、障害があっても簡単に乗り越えていきます。ですが、あまりにも手を広げ過ぎると、全てが中途半端で終わる可能性も少なくありません。その点だけは、日頃から意識して、気をつけなければいけないところでしょう。

酉年(とりどし)生まれの人の恋愛傾向


コミュニケーション能力が高い酉年生まれは、優れた感性の持ち主でもあるので、周囲の人からの注目度が高いです。話し上手で、場の雰囲気を盛り上げていくため、気がつくと、集団の中で中心的存在になります。恋のチャンスも他の人よりも多くあり、モテるのは間違いありません。

親しみやすい一面が裏目に出てしまい、軽く見られることも少なくなく、本気で恋をしたいという思いとは裏腹に、短命の恋を繰り返してしまうこともあります。

好きな人ができると、こまめに連絡を取り、愛情深い一面を見せます。

酉年(とりどし)生まれの人の仕事運


自尊心も強く、職人気質な一面があるのが酉年生まれです。器用な性格でもあるため、どんな分野であれ活躍していけるに違いありません。社交性も高く、初めての人であろうと、すぐに親しく会話でき、人付き合いや職場での人間関係でもめる心配ありません。

どんな状況であっても、周囲から期待される以上の結果を出す完璧な人間であるため、仕事に対する信頼度はかなり高いです。企画力もありますし、営業もできる人であり、1人で何役もこなせてしまうほどの才能を持っていますから、自信家になるのも仕方がありません。

ですが、やるべきことがあると失敗しないようにと集中し始め、他の人の意見など耳に入らなくなってしまうところもあります。

酉年(とりどし)生まれの人の金運


商売繁盛の象徴でもある酉の年に生まれた人は、大きなお金をつかめる可能性秘めていますが、ちょっと心配な点も。金銭感覚が人とは少しずれており、財布の紐が緩みがちなところです。

基本的には、長い人生を通じてお金に困らない金運ですが、稼いだ分だけどんどん使ってしまうため、手元に残らないだけです。

酉年生まれは仕事がデキる人です。やるべきことをしっかりとこなしていけば、自然とお金は入ってきます。酉年生まれの収入は、同世代の中でも多いほうです。これからの生き方次第では、お金に困るどころか、人並み以上の生活を送っていけます。

どれだけ散財しようとも、生活に困窮することがないのは、金運が味方をしてくれているからです。この運勢に甘えていると、経済的に困窮するほどの大きな失敗をしてしまったり、取り返しのつかない損失を出してしまいかねません。

「なんとかなる」と楽観的に物事を見すぎなければ、高い収入に見合った財産を築いていくことができます。仕事はしっかりとやっていけるのですから、豊かな生活をしながらも、安心して老後を過ごしていけるだけの貯蓄もできるに違いありません。

酉年(とりどし)と相性のいい干支は?


酉年と相性のいい干支は、「丑年」と「辰年」、そして「巳年」です。

■丑年(うしどし)

酉年生まれにとって、お互いの性格をしっかりとカバーし合っていけるのが、丑年生まれです。お互いに責任感もありますし、共通の目標があれば、力を合わせて達成させていこうとします。連帯感は抜群で、いざという時に頼りになるお相手であるのは間違いありません。活動的な酉年生まれと大人しい丑年生まれとでは、お互いに相手が持っていないものを補い合える関係です。まさに理想的なお相手になります。

■辰年(たつどし)

頭がキレる同士である酉年生まれと辰年生まれは、お互いの存在が良い刺激となり、成長していける相性をしています。好敵手であるかと思えば、酉年生まれが辰年を支えていくことも。お互いに尊重しているため、相手の存在が心の支えになり、励みにもなっていきます。自然に手を差し伸べ合える相性でもあるので、一緒にいると前を向いて歩んでいけます。

■巳年(へびどし)

お互いに強く共感しあえるのが、酉年生まれと巳年生まれです。どちらも冷静に物事を考え行動していくところがありますし、合理的な考え方ができる点で、息もぴったりと合い、抜群の相性であるのは間違いありません。お互いを支え合っていくだけでなく、一緒に行動していくことで、良い方向に進んでいける間柄にです。どんな関係性であっても、相手の存在を手放せなくなるのは確か。何も言わなくてもわかり合えることも多くあるので、しっかりと話し合いをしていくことで、理解を深めていけば、最強の2人になれます。

まとめ


酉年生まれは賢いだけでなく、行動力もあるのでバランスが取れた人であるのは間違いありません。どんな状況であっても、自分の道を切り開いていけますし、むしろ波乱のない人生であれば、退屈さえ感じられる時もあるくらいです。

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