寅年(とらどし)の性格、特徴は?運勢や相性も解説

古代中国で生まれた十二支。現代では、年賀状でその年の干支を書くのが定番になっているくらい身近な存在になりました。実は十二支が占いでも使われているのをご存じでしょうか? 的中率の高い「四柱推命」や「算命学」などにも干支は用いられています。十二支を読み解くと、その人の性格や運勢などを詳しく占うことができるのです。

ここでは寅年についての基本的な知識に加えて、寅年生まれの人が持っている仕事運金運愛情運相性のいい十二支など、くわしく解説していきます。

寅年(とらどし)の意味や歴史


十二支の逸話として有名なのは、神様が「元旦に挨拶にきなさい」と呼びかけたところ、寅は3番目に現れました。元旦に到着するために動物たちはそれぞれ準備をしていたのですが、開門前に到着していたねずみと丑には勝てなくて、寅は3番目になりました。

また寅年は「獅子年」になっていたかもしれないという逸話もありました。どちらも強く気高い動物で吉兆のシンボルでしたが、獅子の悪事が神様の耳に入り、害獣を対峙する虎が選ばれたと言れています。

寅という漢字は、「春が来て土から目が出ている状態」を意味しており、ここから「生まれ持ったものを伸ばして成長する」という意味があります。このことから寅年は「成長の年」「挑戦の年」とも呼ばれるようになりました。

過去、「寅年(とらどし)」に起きたこと


過去を振り返ってみると、寅年にふさわしく、始まりを表すような出来事が数多く起きています。例を挙げて説明していくと、1974年には、気象庁が「アメダス」の運用を開始し、1986年にはバブル経済が起こりました。さらに同じ年には、画期的なインスタントカメラが発売されるなどして、カメラブームが起きたほどです。

1998年には、日本で初めて、火星探査機「のぞみ」の打ち上げに成功しましたし、世界最長のつり橋である「明石海峡大橋」が開通し、本州から淡路島、四国間の行き来が楽になったのは言うまでもありません。さらに同年、FIFAワールドカップに日本チームが初出場するなど、サッカーファンを熱狂さえ得た出来事も起きています。

2010年になると、小惑星探査機「はやぶさ」が地球に帰還し、月以外の天体から初めてサンプルを手にいれることができたのです。 次世代に繋がるような進歩的出来事が訪れただけでなく、他にも歴史的に大きな試験も起きています。

詳しく説明していくと、1950年には、朝鮮動乱の勃発があり、1962念にはキューバ危機が発生しました。また1974年には、ウォーターゲート事件に夜ニクソン大統領の辞任と田中角栄首相の辞職があったのは記憶している人もまだいるでしょう。 かなり駆け足で寅年に起きたことを振り返りましたが、世界的にも話題になった出来事が多いのは事実です。これから先に訪れる寅年も、危機的なビッグイベントだけは起きないでと願わずにはいられません。

寅年(とらどし)の性格や特徴


頭が良く自信があるというのが、寅年の特徴と言えます。もちろんそれだけではありません、逆境にも強いですし、行動力もありますから、基本的に、大きなことを成し遂げる人が多いのは確かでしょう。好奇心が旺盛であり、才知に溢れているため、いろんなことに挑戦をしていきますし、失敗も恐れません。「やる」と決めれば最後までやり遂げる強い意思の持ち主でもあるので、精神的に強い人です。

ただ人に合わせるのは苦手という一面が目立ちますが、決して自分勝手な人ではなく、面倒見も良いので、どれだけ自己主張をしても、周りから嫌われることはありません。嘘をつかない真っすぐな性格をしている人だと、周囲も認識しています。困っている人を見捨てておけない優しさの持ち主でもあります。

寅年(とらどし)生まれの人の恋愛傾向


とっつきにくさがあっても、意外とわかりやすいのが寅年生まれです。恋愛においては単純で、情熱的に求め合えてこそ恋だと思っているところがあり、ロマンチストで真っすぐな愛を好きな人に告げます。

もともとまわりくどいやり方など好みません。好きな相手ができると、自分から積極的に行動していきますし、一途な愛を向けていきます。 積極的にアプローチをして、相手を自分のものにしていこうとするでしょう。

強気でガンガン突き進んでいくタイプに見えますが、実際のところ、相手の気持ちがわからなければ動けなくなるという一面も持ち合わせています。好きな人の気持ちが自分に向けられていないと悲しいですし、傷ついてしまうこともあります。

寅年(とらどし)生まれの人の仕事運


寅年生まれにとって、仕事は生きがいであると言っても過言ではありません。もともとやりたいことができれば、のめり込んでしまう性格をしているのですが、仕事に夢中になると周りが見えなくなってしまいます。時には食事さえ忘れてしまうほどです。

行動力がありますし、「やる」と言えばやる人でもあるため、どんどん昇進していくのは間違いありません。行動力があるだけでなく、強い意思も兼ね備えていますし、何よりも仕事に対して誠実に打ち込んでいける人ですから、周囲からの信頼度も高くなります。

仕事においてのあなたは、才能を遺憾なく発揮できる環境であろうとなかろうと、どこに行っても重宝される存在です。

寅年(とらどし)生まれの人の金運


寅年生まれは、成功に向かって邁進していくため、お金好きと誤解されているところがあるのですが、実際には、そこまでお金を好んでいるわけではなく、人生の目標が成功であり、その価値を形に表すと、地位やお金になってしまうだけです。

また勝負運が強く、儲けられると感じると、成功のためにとことんまで追究していきますし、複数のビジネスを手がけていけるだけの才知もあります。金運が良いのは間違いないですが、自分の力で流れを引き寄せている人です。

もとから無駄なお金を使うのが嫌いな人なので、節約などしなくとも、自然に貯金も増えていきますし、何より仕事が生きがいになっている人でもあるため、お金を使う時間はほとんどありません。やりたいことをして気がつけば、ひと財産築いているという状況になることも。

寅年生まれが散財するとすれば、異性に対してです。ロマンチストであるがゆえに、「好きな人と素敵な一夜を過ごすためなら、お金をかけても惜しくはない」と思っています。 仕事面では何の心配もいらないくらい活躍し、お金を稼いでくる人ですが、その分恋愛で、望む時間を過ごしていくために投資することで、回収できなくなってしまうということもあり得ないわけではありません。恋にお金をかけるのも、ほどほどにしてください。

寅年(とらどし)と相性のいい干支は?


寅年と相性のいい干支は、「丑年」と「戌年」、そして「亥年」です。

■丑年(うしどし)

行動力があり、強い精神力の持ち主同士である寅年生まれと丑年生まれは、積極的に動いていけるところなどでペースが似ており、物事をスムーズに進められる2人であるのは間違いありません。性格的には、自由奔放な午年と真面目な寅年という構図で、正反対な一面が目立ちます。だからこそ、お互いの存在が、足りない部分をうまく補っていけますし、成長していくには必要不可欠な存在です。

■戌年(いぬどし)

お互いに誠実な性格をしているため、すぐに意気投合できます。同じ目的・目標があると力を合わせて進めていける相性で、遠慮なく言い合える者同士であるので、ストレスなど感じない間柄になれます。お互いに言いたいことを言っても、大喧嘩にならず、逆に絆も深めていけるので、良い相性です。

■亥年(いのししどし)

何をするにも一生懸命ですし、限界まで頑張っていく亥年生まれを見ていると、寅年生まれは親近感を抱かずにはいられません。反対に亥年生まれは、我が道を歩んでいく寅年生まれのカリスマ性に、憧れを抱いています。お互いが相手に対して、尊敬する気持ちでいるため、異性としてではなく、人としても認め合っていける素敵な間柄になれるのは間違いないです。強い仲間意識も育んでいける2人ですから、どんな関係性であろうとも、信頼し合っていけます。

まとめ


カリスマ性がある寅年生まれは、多くの人から注目を集める存在です。仕事での活躍を知る人たちにすれば、憧れの存在であり、その背中を追いかけたくなるでしょう。気高さもあり、行動力もある上に信頼できる存在など、滅多にいるものではありません。

目標を掲げると、そこに向かって一直線に突き進んでいく行動力だけでなく、才能溢れる存在でもある寅年生まれ。時には、やり方が間違っているのではないかと考え込んだり、自分の才能が生かし切れず空回りして頭を抱えたりすることもあります。そんな時には、しっかりと自分を知ることが、解決策を見出すきっかけになります。

「もっと自分のことが知りたい」と思った際には、ぜひ「日本一当たる占い師」の水晶玉子さんの鑑定を試してみてください。 TVや雑誌で大活躍している先生ですから、知っている方も多いとは思います。著名人も絶賛するほどの的中率を誇っている先生の占いが、今なら無料でお試しできます。2025年の運勢をまず知ることで、思いがけない道が見えてきます。