十二支は、時間や方角を表すものとして古代中国で生まれました。親しみのある動物が当てはめられたものなので、多くの人に知られていますね。年賀状でも良く見かける十二支ですが、実は占いでも頻繁に使われているのをご存じでしょうか?的中率の高い占いと言われている「四柱推命」や「算命学」では生まれ持った性格や運勢を見る際に用いられます。
ここでは卯年についての基本的な知識に加えて、卯年生まれの人が持っている仕事運や金運、恋愛傾向と相性のいい十二支など、くわしく解説していきます。
目次
卯年(うさぎどし)の意味や歴史
「卯」に当てはめられた「ウサギ」は、ぴょんぴょんと跳ね回る様子から飛躍する、人生を向上させる存在とも言われています。そのことから「卯年」は物事を飛躍的に発展させる、成長させるといった努力が形になる年といわれています。
ウサギには温厚な動物というイメージがあり、家内安全の象徴となっていたり、早いペースで子供を産める多産な動物であることから子孫繁栄を表す縁起の良い動物とされています。
株式相場においても「卯は跳ねる」という格言がある通り、経済界で注目される年となっています。
過去、「卯年(うさぎどし)」に起きたこと
ウサギの持つ性質やイメージから「飛躍に繋がる年」や、「新しい始まりを迎える年」とも言われている卯年です。卯年には、歴史に残る出来事が数々起こっています。
その歴史を語る上で真っ先に浮かんでくるのは1867年。日本では大政奉還が起き、江戸幕府が終焉すると共に新時代の幕開けとなりました。そして1879年には琉球王国が廃止され、廃藩置県によって沖縄県と名称が変わりました。
海外に目を向けてみると、同じ年にエジソンによって白熱電球が発明されています。世界のエネルギー文化を変える革命的な出来事であったのは言うまでもありません。そんな大発明の恩恵にあやかる形で日本も電気化が進み、1903年に大阪で日本で初めての市電が誕生したのです。
近年に目を向けてみると、1987年の国鉄民営化があったのも卯年でした。一方で人々の記憶に暗い影を落とすような出来事も起きています。1939年に第二次世界大戦が勃発したのも、2011年に東日本大震災が起きたのも「卯年」でした。
卯年(うさぎどし)の性格や特徴
卯年生まれは温厚な人が多く、癒し系のオーラをまとっているのが特徴です。だからと言ってボーっとしている訳ではなく、上品かつ愛嬌もあるので誰からも愛される魅力を有しています。
目立つのが苦手なため、変化よりも安定を好む傾向が強いです。平和や安定が得られる道を好むため争い事を嫌がるというよりも、巻き込まれたくない、当事者になりたくないという意識が働いています。
何よりも他人から嫌われる、拒否されるのが怖くて嫌とは言えません。強い権力を持つ人に流されやすく、陰に隠れて安定を求めていきます。潜在的に自分を守りたい、自分が一番かわいいという考えを持っている人です。
何でもそつなくこなせるセンスがあるため、すぐに何でもマスターしては飽きてしまう面も。誘われたら基本は断らない、フットワーク軽めで行動します。一方で団体行動を苦手としており、ダメだと思った時点ですぐに諦めてしまうので、何事も広く浅く触れていきます。
卯年(うさぎどし)生まれの人の恋愛傾向
卯年生まれは基本周りからの目を気にし過ぎてしまうので、恋愛には奥手で受け身です。。押されるとすぐになびいてしいます。特に、人気者に惹かれやすい、いわゆるミーハータイプです。そんな人から声をかけられたら、すぐ心を奪われてしまいます。相手からのアプローチによって始まる恋がほとんどです。きっかけは相手からでも、一度恋をすれば本気で相手と向き合い、愛情深く、一途な恋愛をするタイプです。
喧嘩や言い争いを恐れるあまり、言いたいことを言えずに飲み込んでしまう性格です。今ある幸せを守りたいという一心で、本心を押さえてしまい、恋愛に疲れてしまうことがあります。
卯年(うさぎどし)生まれの人の仕事運
卯年生まれの人は、仕事運に恵まれています。もともと人から好かれやすく、バランス感覚にも優れているので、どこでも上手くやっていけます。人たらしな一面もあり、洞察力にも優れているので詳細には恵まれやすいです。若くして成功するチャンスを与えられ、飛躍を遂げていくでしょう。
組織やグループで動いても良いですし、独立して自分の城を構えても活躍できます。1人でも味方になってくれる人がいれば、そこから良い評判が広がって次から次へと新しい仕事が舞い込んできます。
人柄の良さが生かせる教育関連の仕事や、医療に従事しても良い評価を得られます。 また、人前に立って活躍できるセンスも持ち合わせているため、芸能関係でも注目される存在となるでしょう。
卯年(うさぎどし)生まれの人の金運
何かと良い運気に恵まれている卯年ではありますが、金運に関しては比較的穏やかで安定しています。派手さはありませんが、安定傾向が強めです。卯年生まれは慎重な考えの持ち主であり、平和主義者を好むという性格が影響しています。
お金の管理は細かく、小銭にまで目を向けるくらいです。大金を狙うギャンブル気質はありません。まずはとにかく目先の利益を優先し、確実な勝利を積み重ねて運気を高めようとします。
とにかく仕事には誠実に取り組み、実績を積み上げていける努力家な人ゆえに、生涯を通じて安定した収入が得られます。また、物持ちが良く、長い期間同じ商品を使用し続けられるので、散財することはありません。節約を意識せずとも、頑張っていれば自然と手元に残る金額が増えていたというタイプです。
大成功を収めるとしたら、幸運を持った人に引き立てられるか、人脈の広さを生かしてチャンスをつかむ時でしょう。さらには独創的なアイデア力を有しているため、器用な一面を生かせばより大きな財を築けます。ただ飽きっぽく、興味の対象がコロコロと変わりやすいため、収入が不安定になると金運も停滞します。何をやりたいか、ハッキリさせておくのが運気アップの秘訣です。
卯年(うさぎどし)と相性のいい干支は?
卯年と相性のいい干支は、「未年」と「戌年」、そして「亥年」です。
■未年(ひつじどし)
未年と卯年の相性は、十二支の中でも一番良いと言っても過言ではありません。 それぞれが温和で平和主義者、意見が対立する場面がほとんどないため、一緒にいて居心地の良さ感じられる理想的な関係です。基本的な考えや価値観も一致しているので、言葉はなくてもわかり合えるくらいに仲良くなれる相性です。
■戌年(いぬどし)
誰かにリードしてもらいたい気持ちがある卯年と、面倒見が良く世話を焼くのが好きな戌年とは気が合います。人見知りしがちな卯年を、明るく元気な戌年が良い形で引っ張ってくれます。卯年が大変な状況になっても、よく気が付く戌年が的確なサポートをしてくれます。2人が一緒にいると穏やかな空気が流れ、この上ない居心地の良さを感じられるでしょう。そのため、友だちとしてというよりも恋愛関係で、うまくやっていける2人です。
■亥年(いのししどし)
定めた目標に向け全力で突き進む亥年と、地道に努力し続ける卯年は正反対の性質を持ちながらも、心の奥底では通じ合う部分も大きいため一緒にいて意見や考えが一致しやすいです。亥年は活発ではありますが他者には深く干渉しない気配りもできるため、適度な距離感を維持したいと願う卯年にとっては貴重な存在となります。それぞれが相手を気遣い、ちょうど良い関係性を築けます。
まとめ
卯年生まれの人はおとなしい印象を抱かれ、それが庇護欲をそそるのか、人から愛されるために生まれたと言っても過言ではないくらいに、多くの人に可愛がられます。何でもそつなくこなせるセンスにも恵まれているため、少し慎重で自分の気持ちをうまく表現できず苦労する点さえ克服できれば、誰もがうらやむ素敵な人生を送れます。 もし卯年生まれの人が人生に行き詰まり、苦労を強いられているなら、進むべき道を間違えているのかもしれません。
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