未年(ひつじどし)の性格、特徴は?運勢や相性も解説

十二支は、時間や方角を表すものとして古代中国で生まれました。年賀状でも良く見かける十二支ですが、実は占いでも使われているのをご存じでしょうか?的中率の高い占いと言われている「四柱推命」や「算命学」では生まれ持った性格や運勢を見る際に用いられます。

ここでは未年についての基本的な知識に加えて、未年生まれの人が持っている仕事運金運愛情運相性のいい十二支など、くわしく解説していきます。

未年(ひつじどし)の意味や歴史


十二支の8番目である「未」も当てはめられている「羊」は、私たちの生活に欠かせない大切な家畜です。毛や皮は衣類や日用品に用いられ、肉や乳は食料となります。

家畜としての印象が強い羊ですが、海外では神様への贈り物とされ「聖獣」と呼ばれています。羊は、群れで生活をしており、温厚でおっとりした性格をしていることから「平和」「家内安全」の象徴とされています。

また、十二支は植物の成長を表すものとさせる説があります。その中で8番目である未は、果実が成熟に向かう前段階で、目標達成に向けて全力を注ぐべき年、努力を続ける年にと考えられています。

過去、「未年(ひつじどし)」に起きたこと


これまで未年に何が起きたのかを詳しく見ていくと、平和の象徴とは思えないような激動の時代があったとわかります。1931年には、満州事変が起き、15年戦争が始まりました。1967年には、中東戦争、1991年にはイラクで空爆があり、2003年はサッダーム・フセイン政権が崩壊しました。

未年に生まれた有名人には、激動の時代を生きてきた人も数多く生まれ、柳生十兵衛の名前でも知られている柳生宗徳、幕末の英雄である坂本龍馬や勝海舟、そして新鮮組の土方俊三です。ここまで見れば、温厚さの中に熱いものが秘められていたことだけは確かです。

未年はヒット作品が生まれやすい年であると言えます。1979年の未年には、世界的に人気の高い長寿アニメの「ドラえもん」に始まり、初代ガンダムのTVアニメ「機動戦士ガンダム」の放送が開始されました。社会現象まで巻き起こしたドラマ「101回目のプロポーズ」は1991年です。このドラマは、中国や韓国など、海外でもリメイクされほどの人気があります。未年に発表される作品は要チェックですね。

未年(ひつじどし)の性格や特徴


未年生まれの人は、愛情深い平和主義者的な一面が強く出ています。もともと皆で仲良くしていきたいという穏やかな性格で、争いを好みません。人付き合いにおいて、お互いが譲り合いの精神を持って接していくのが一番だと思っています。

柔らかな雰囲気の持ち主であり、人当たりも良いため、八方美人にみられがちな一面もありますが、単純に「みんなで仲良くしていきたい」という気持ちが強いだけです。素直な人柄で、思いがけない失言をする場合もありますが、決して悪気はありません。何かと誤解を招くことも多いのは確かです。

安易な行動を取ることはほとんどなく、しっかりと考えて動いていく性格です。心配性な面があり、計画的に物事を進めていきます。最終的は確実に目標を達成させます。

未年(ひつじどし)生まれの人の恋愛傾向


未年生まれの最大の特徴として、優しく温厚という一面が、恋愛面でもしっかりと出ています。好きな人ができれば、誰よりも大切にし、癒しを与えたいという想いを抱いています。

恥ずかしがり屋でまっすぐに愛情表現ができず、受け身になってしまいます。しっかりと自分を引っ張っていってくれる相手を好む傾向があります。ただ愛し愛されるだけでなく、自分が悩んでいる時には、適切なアドバイスをくれるようなしっかり者と、温かく幸せな関係を築けます。

未年(ひつじどし)生まれの人の仕事運


マイペースな未年生まれは、ゆっくりと自分の速度で仕事をやっていけるところでこそ、才能も開花します。堅実で、地道な作業であっても嫌がることなく取り組んでいける人です。

心配症な一面は、仕事でも出るため何度もチェックを欠かしません。そのため、仕事でのミスは少ないです。与えられた仕事は、完璧に仕上げていこうとするので、周囲からも信頼を集めていきます。

根気強く1歩ずつ確実に歩んでいこうとするので、状況の変化が多い仕事や、素早い行動が必要とされる仕事には向いていません。緻密さを必要とされる職であれば重宝されますし、出世も期待できます。職業で言えば、銀行員や研究職など、緻密な作業が必要な場所でなら、大きな力を発揮し、活躍していけるに違いありません。

未年(ひつじどし)生まれの人の金運


未年生まれの慎重さは、お金の面でもしっかりと表れてきます。お金の使い方も保守的であり、どれだけ大金を手にしようとも、大胆な行動はとりません。しっかりと計画を立てて、先々に不安がないように、貯金をします。

節約もお金を貯めるのも好きですから、無理なく貯蓄を増やしていけます。安くて良いものを見つけるのが得意であり、しっかりとお金の管理もしていきます。

普段は財布の紐が固い未年生まれですが、友人同士で遊びに出かけたり飲みに行ったりする時には場の空気を壊さないように、きちんと参加をしますし、出すお金を渋ることはありません。人付き合いを何よりも大切にしていく性格でもあるので、お金のせいで関係を壊したくないという想いがあります。

ただ、どれだけ堅実に努力をして貯金をしていったとしても、50歳前後には、運気に陰りが出てきますので、苦難の時期が訪れます。ストレスから健康を損ねてしまったり、大胆にお金を使ってしまうなどして散財したりする可能性があります。普段はしっかりと計画的にお金を使い、管理していても、ため込んでしまったストレスを吐き出す時にそうならないように、ストレスはこまめに解消し、心に重荷を抱えこまないように注意していく必要があります。貯めこむのはお金だけで充分です。

未年(ひつじどし)と相性のいい干支は?


未年と相性のいい干支は、「卯年」と「午年」、そして「亥年」です。

■卯年(うさぎどし)

卯年生まれの人とは、性格的にも似通った部分が多いので、真っすぐに向き合っていける相性をしています。きちんと話し合っていくことで、お互いの理解を深めていけるため、無理なく距離を縮めていけるでしょう。お互いに、争いを嫌う性格をしていますし、穏やかな性格でもあるので、なかなか進展していきにくい一面はありますが、不思議と打ち解け合えるので、顔を合わせる機会さえあれば、親しくなるのに、それほど時間はかかりません。 ただ卯年生まれは飽きっぽい一面があるので、未年生まれがうまくフォローしてあげると、良い関係を築いていけること間違いなしです。

■午年(うまどし)

行動力がある午年生まれと、受け身で慎重になってしまいがちな未年生まれは、お互いの得意な部分を活かし合っていける相性です。互いを必要とし、一緒にいればいるほど、違う個性で相手に良い刺激を与え合っていけるので、一緒にいるとお互いに酔い影響を与え合えるに違いありません。

■亥年(いのししどし)

石橋をたたいて渡るほど慎重な未年生まれと、思い込んだら一直線に突き進んでいく亥年生まれは、性質的には正反対の部分が目立ちます。真逆であるからといって、相性が悪いのではなく、お互いの足りないところを補い合っていける相性であるため、うまくいく2人です。お互いに優しい一面があるという共通点があり、相手のことを思いやっていけるので、どんな関係性であってもうまくいくでしょう。

まとめ


群れで仲良く過ごしていく羊と同じで、波風を立てたくないという気持ちが強くあるのが未年生まれです。受け身ではあっても、人当たりは良いですし、どんな時でも慎重さを忘れないのが長所と言えます。そんな人だからこそ、成功を呼び込むこともできるのでしょう。

未年生まれの人の特徴について解説してきましたが、もっと詳しく性格、特徴、運勢を知りたいと思った方には水晶玉子さんの占いを試してみてください。

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