申年(さるどし)の性格、特徴は?運勢や相性も解説

十二支は、時間や方角を表すものとして古代中国で生まれました。年賀状でも良く見かける十二支ですが、実は占いでも使われているのをご存じでしょうか?的中率の高い占いと言われている「四柱推命」や「算命学」では生まれ持った性格や運勢を見る際に用いられます。

ここでは申年についての基本的な知識に加えて、申年生まれの人が持っている仕事運金運愛情運相性のいい十二支など、くわしく解説していきます。

申年(さるどし)の意味や歴史


「申」という漢字は「雷」の元となった字であり、縦横無尽に物事が広がるさまを示しています。さらに、「申」という漢字には「去る」という意味合いも含まれており、病気や災いが去るという期待も寄せられています。

株式相場においては「申酉騒ぐ(さるとりさわぐ)」という言葉があり、申年と酉年は市場の値動きが大きくなるとされています。

過去、「申年(さるどし)」に起きたこと


申年は荒れやすく、次の戌年になると急に穏やかになるとも言われています。当然ながら世間を揺るがすような出来事が相次いでいます。

1932年には五・一五事件が起こり、翌日には政権解散を余儀なくされる事態となりました。1944年は第二次世界大戦も佳境を迎え、混乱を極めていました。1956年は日ソが国交を回復し、戦争を通じて生まれた溝が少しずつ埋まっていきます。中央気象台から改称し、気象庁が生まれたのもこの年です。人々の暮らしに、新たな情報をもたらすきっかけとなりました。

今も未解決事件として語り継がれている、三億円事件が起きたのは1968年。17万人規模で警察が投入されるも、犯人の逮捕には至りませんでした。1992年は日本人初の宇宙飛行士として、毛利衛氏が選ばれました。バブル崩壊の不景気が深刻化する中、明るいニュースとなりました。2016年には天皇陛下が退位を示唆し、令和に繋がる時代の転換期を迎えます。

申年(さるどし)の性格や特徴


申年生まれは場の雰囲気を盛り上げるのがうまく、ムードメーカーとして目立つ存在となります。人たらしの才能があり、不思議な魅力によって多くの人たち惹きつける力があります。巧みな話術や自分に合う人を見抜く眼力が優れているというのもあって、常に周りには人がたくさんいます。頭が切れるのはもちろん、常にアンテナを張り巡らせて情報を集めては、それを面白おかしく話して信頼を勝ち取ります。

申年はおだてに弱く、褒められると多少無理をしてでも頑張ろうとします。愛されるための努力は欠かさず、全力をもって取り組む人です。自己顕示欲が強い人でもあり、何でも自分が一番でなければ気が済みません。時にはライバルを蹴落とすことも厭わず、明るい表情の裏にある本性があらわになります。野心は人一倍強いので、人生において成功をつかみやすいです。

申年(さるどし)生まれの人の恋愛傾向


人の心をつかむ術を身に付けている申年。恋をすれば積極的なアピールをするのは当然でしょう。気になる相手とはいつでも繋がっていたい、できるなら毎日会って愛を確かめ合いたいというくらいの思い入れをもって接していきます。とにかく寂しがり屋で、すぐに会ってくれるフットワークの軽い人や、自分と同じくらい愛情を注いでくれる人に心奪われます。

いつでもときめいていたい、恋愛にはワクワクやドキドキがあってこそ楽しいという考えの持ち主です。追いかける恋愛でこそ申年が持つ魅力がいかんなく発揮され、追いかけられる恋愛になるといまいち乗り気になれずに終わってしまいます。

申年(さるどし)生まれの人の仕事運


チームワーク重視で動いていく申年生まれは、集団の中でも中心的な存在になりやすい人です。時にはリーダーとして周囲を引っ張っていき、またある時には、ムードメーカーとして場を盛り上げていくこともできます。器用な性格をしているため、どんな役割であってもすぐ順応していけますし、職場の人間関係で気まずくなる場面もほとんどありません。明るく人懐っこい一面が前面に出ているので、どんな立場になっても、嫌われることはありません。

申年生まれが部下の立場であっても、多少の失敗も笑って許してもらえるくらいには、周りから愛され、助けてもらえるところがあります。得な性分と言っても過言ではありません。やる気さえあれば、営業職でも金融関係の仕事でも研究職でもやっていけるでしょう。

申年(さるどし)生まれの人の金運


申年生まれは「たくさん稼いでもたくさん出ていく」という金運の持ち主です。どんどん稼いでどんどん遣い、経済を回していく一端を担っています。申年生まれは、お金に対する執着心が薄いため、貯金に関心がありません。損得勘定でお金を動かすのではなく、好きか嫌いかの感情に任せたお金の使い方をしていきます。だからこそ自分自身はお金があろうとなかろうと、常に幸せな気分でいられるので、問題はないと言えばないです。

将来を考えた時に、貯金がないというのは不安要素になりがちですが、自分が稼げばいいという考えで動くので、細かい計算は苦手で、管理もしたいとは思っていません。計画的な貯蓄には向いていないので、貯金をする場合は最初から給料日になると自動的に積み立てしていけるようにしておく必要があります。

ただ買いたいと思うものがあると、衝動的に購入してしまう傾向が強いので、我慢を利かせようとしても難しいものです。値段もまったく気にかけないので、お金の使い方に周囲は不安を覚えるでしょうが、もともとお金に困らない運を持っていますから、手持ちが少なくなってくると、思わぬところから収入を得られたり、ラッキーな出来事があったりするので、お金について深く考えるはありません。

申年(さるどし)と相性のいい干支は?


申年と相性のいい干支は、「子年」と「辰年」、そして「巳年」です。

■子年(ねずみどし)

子年生まれと申年生まれは、同じ方向に向かって進んでいける2人なので、どんな関係性でも、うまくやっていけるのは間違いありません。お互いに褒められたり成功したりすることを目標に行動しているところがあるので、同じ熱量を向けて動いていけるだけでなく、協力し合ってもいけるので、頼もしいパートナーになれます。片方が挫けても片方が励ますという役割を交互にやっていける相性です。

■辰年(たつどし)

どちらも人の先頭に立って引っ張っていくタイプです。主導権争いになってしまうですが、お互いに似た価値観を持っているため、精神的に深い繋がりを持てる相性です。言葉がなくても相手を理解できますし、一緒にいえるとストレスを感じることがありません、心地よい距離感で向き合っていける2人です。性格の違いや個性の違いがあっても、自然と受け入れていけるくらい、相性が良い2人です。

■巳年(へびどし)

巳年生まれと申年生まれは、どちらも頭の回転が早くて知的であるため、周りについてこられる人がいません。そのせいで寂しい思いをしてきたのですが、一緒にいることで、心と心で通じ合っていけるだけでなく、お互いをわかり合えるので、心地良さを感じられます。揉めごととも起こりにくく、長期的に良い関係を築いていけます。

まとめ


話し上手で場の空気を明るくするのが得意な申年生まれは、自分から積極的に動いていかずとも、自然とリーダーになってしまう傾向があります。人を惹きつける不思議な魅力があるのは間違いありません。豊臣秀吉をはじめ、人たらしと言われる人たちが多いのも確か。

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