十二運の「胎」の特徴/性格は?
十二運の胎(たい)を持つ人は、素直な心の持ち主で、魅力を感じた物事には強い関心を持ち、とことん追求していきたいと望みます。
好奇心が旺盛で、常に自分の可能性を伸ばし、力を試してみたいという意欲に満ち溢れているのです。 大きな流れに身を委ねて埋もれてしまうよりも、自らの個性を大事にし、納得のいくやり方を貫くでしょう。 人に対して意志をハッキリと示すタイプですが、言葉足らずなところがあり、誤解されたり、信頼関係を築くまでに時間がかかったりすることがあります。
しかし、じっくりと語り合ううちに理解してもらえ、わかり合っていけるでしょう。 環境の変化には柔軟に対応しますが、我慢強いタイプではなく、集団行動も苦手な人なのです。
十二運の「胎」の仕事運・適職は?
胎を持つ人は、常に新しいことに挑戦したいのです。 安定した環境に身を置くと腐ってしまいますが、刺激を受け続けることでどんどん成長し、内面にある可能性を引き出していけるでしょう。 ですから、変化の少ないルーティンワークなどにはあまり向いておらず、自由に個性を活かせるような職業で力を発揮できます。
好奇心が強いためさまざまな方面で活動し、新しい環境にもしっかりと順応していきますが、興味のない作業には身が入らず、行き詰まってしまうことも。 転職を繰り返す人が多いのも胎の特徴であるといえます。
企画力や独創性を活かせるコンサルティング、研究職、芸術家、あるいは自分のペースで作業できる会計士、プログラマー、ドライバーなどが適職です。
十二運の「胎」の恋愛傾向は?
胎を持つ人は、恋愛に対して慎重で、じっくりと仲を深めていきたいタイプです。 すぐには心を開かず、淡々と接しながら徐々に理解し合っていきたいと考えます。 恋愛関係に至ってもお互いに干渉し合わず、ある程度の距離を保ちながら接していくでしょう。
相手との繋がりを大切にしつつも、一人で自由に過ごせる時間もしっかりと確保したいので、束縛を感じると一気に気持ちが冷めてしまうのです。
しかし、困難が伴うような恋愛には燃え、ハードルを越えることに大きな喜びを感じます。 お付き合いをマンネリ化させず、常に心地良い刺激を与えてくれる人となら信頼関係を築いていけるでしょう。
柱別にみる「胎」を持つ人の特徴
◆年柱に胎がある場合
年柱に胎がある人は、穏やかで優しい性格でしょう。
人当りが良く、初対面の相手にも気さくに接し、すぐに打ち解けてしまいます。
優柔不断な一面があり、大事な場面で曖昧な態度を見せたり、チャンスを人に譲ったりしがちです。
何でも器用にこなせる一方、一つの物事に対する集中力に欠けるところがあるでしょう。
◆月柱に胎がある場合
月柱に胎がある人は、多岐にわたる才能を持っており、広い範囲で活躍できるでしょう。
それだけに身を置く場所が移り変わりやすく、若いうちは境遇が安定しませんが、ある程度の年代に達すると一つの分野に注力して大きな成功をつかめます。
転職や引っ越しなどが多くなる傾向が見られますが、どんな場所でも誠実な姿勢を貫くことで実り多い人生を歩めるでしょう。
◆日柱に胎がある場合
日柱の十二運に胎がある人は、チャレンジ精神旺盛で、決断力があるでしょう。
勝負強く、大事な場面では動じずに本来の実力を発揮し、理想的な結果を引き寄せてしまいます。
責任感が強く、努力を惜しまないその姿勢に多くの人が信頼を寄せ、尊敬の念を抱いてくれるでしょう。
十二運の「胎」と通変星の組み合わせを見る
◆「胎」と比肩(ひけん)の組み合わせ
胎と比肩の組み合わせを持つ人は、心の中に抱く理想を現実していける力があります。
意思を貫徹する気持ちが強い比肩が、旺盛な好奇心を持つ胎と組み合わさると、身の周りで起きる変化にうまく対応しながら自分のやりたいことを実行していけるのです。
わがままを抑え、人の意見に耳を傾ける度量が備われば、ますます大きな成功をつかめます。
◆「胎」と劫財(ごうざい)の組み合わせ
胎と劫財の組み合わせを持つ人は、現実的な考えを重視しつつ、優れたイマジネーションを備えています。
鋭い観察眼を持つ劫財に新しいもの好きな胎が加わり、発想力豊かなアイデアマンとなるのです。
常識に囚われず自由に行動し、新しい世界の扉を開いていく人でしょう。
◆「胎」と食神(しょくじん) の組み合わせ
「胎」と「食神」の組み合わせを持つ人は、喜びを実現させられる力があります。
変化を好む胎に、楽しさを追い求める食神加わることで、日々を色彩豊かなものにしていけるでしょう。
社交性も高いため、自分を中心とした人間関係を作り出していけます。
流行にも敏感で、常に多方面からの情報を仕入れ、自分をアップグレードしているのです。
◆「胎」と傷官(しょうかん) の組み合わせ
「胎」と「傷官」の組み合わせを持つ人は、固定概念を覆して大きな成功をつかめるでしょう。
新しいものを作り出し成功する可能性を秘めた組み合わせです。
繊細な感性を持つ傷官と、多彩な能力を備えている胎が加わり、ゼロから何かを生み出すことができます。
その表現力は多くの人の心の訴えかけるものとなるでしょう。
◆「胎」と正財(せいざい) の組み合わせ
「胎」と「正財」の組み合わせを持つ人は、地道に一歩ずつ進んで成功をつかみ取ることができます。
胎の器用さと正財の堅実さが合わさると、地道な努力を重ねて確実に成長していけるのです。
難しい状況でも動じずに問題と向き合い、最終的には解決してしまえます。
決して背中を見せず、何があっても自分の道を貫き通す強い意思を持っているのです。
◆「胎」と偏財(へんざい) の組み合わせ
「胎」と「偏財」の組み合わせを持つ人は、人脈を広げることで成長していきます。
変化に応じて柔軟に行動できる胎に、偏財のコミュニケーション力が加わり、社交性が高くなるのです。
信頼関係を形成しながら意見交換し、周囲の人たちと切磋琢磨してお互いに高め合えるでしょう。
◆「胎」と正官(せいかん) の組み合わせ
胎と正官の組み合わせを持つ人は、社会のために力を尽くすことに喜びを感じられます。
自らの行動が誰かを喜ばせ、幸せにしているという感覚を大切にするのです。
胎が持っている発想力に、品行方正な正官が加わることで、多くの人の課題解決を助けてあげる力が備わります。
そこで信頼関係が築かれるため、反対に自分が困っている時にはみんなが支えてくれるでしょう。
◆「胎」と偏官(へんかん) の組み合わせ
「胎」と「偏官」の組み合わせを持つ人は、閉塞した状況を打ち砕き、新しい風を吹かせるリーダーとなります。
優れた直感とひらめきを持つ胎に、決断力がある偏官が加わると、固定観念を覆して状況を一変させる力が生まれるでしょう。
自らが先頭に立って前進していくその姿勢に心打たれ、ついてきてくれる人がたくさん現れるのです。
◆「胎」と偏印(へんいん) の組み合わせ
「胎」と「偏印」の組み合わせを持つ人は。チャレンジ精神が強く、新しい道を切り開いていくタイプの人です。
安定した環境に身を落ち着けず、常に行動し続けますが、あくまでも自分のペースを保ち、興味のあることにのみ力を注ぐでしょう。
自分の世界観を深めていく偏印に、独自の発想ができる胎が加わることで、古い価値観を壊して前へ進んでいく力が生まれます。
◆「胎」と印綬(いんじゅ) の組み合わせ
胎と印綬の組み合わせを持つ人は、知的で物知りなだけではなく、好奇心が強いでしょう。
豊富な知識を元に正確な判断を下していく印綬に胎の柔軟性が加わり、座学だけでなく実体験も重視した学びによって大きな成功をつかめるのです。
コツコツと地道に努力する姿勢が多くの人から信頼され、何かと相談を持ち掛けられやすい人だといえます。