四柱推命の十二運「病」とは?性格・適職・恋愛・人間関係を解説

四柱推命の十二運「病」とは?性格・適職・恋愛・人間関係を解説

十二運の「病」の特徴/性格は?


十二運に病を持つ人は、感性が豊かで、理想を大切にします。 空想の世界が好きで、心の中に思い描いたイメージを深めたり、広げたりし続けるでしょう。

小さなことを気にせず、美意識に従って行動するため、現実を受け入れられず苦しんでしまうことも。 他の人にはないセンスや表現力を持っている一方で、周りからは気分屋と見られたり、考えや思いをなかなか理解してもらえずもどかしい気持ちを抱えてしまいます。

反対に、自らは鋭い観察眼や強い洞察力を備えているため、人の内面深くまでよく見え、その気持ちを受け入れられるでしょう。

思いやりある態度で接し、その人のために自分に何ができるのかを常に考え、行動に移れる人だといえます。

十二運の「病」の仕事運・適職は?


病を持つ人は、直感力を活かし、独自のアイデアを生み出していけるような職場で重宝されるでしょう。広い視野を持ち、固定観念に囚われることなく行動し、物事の本質を見極められるため、変化の多い環境の中でも活躍できるのです。

しかし、詰めが甘いところがあるため、重い責任を負うような役職に就くとストレスを溜めてしまうでしょう。一つの作業に意識を集中させ、真っ直ぐにエネルギーを注いでいけるような仕事が向いています。

人の気持ちに寄り添い、優しく癒してあげられる才能を活かすなら、医療や介護、薬剤師、セラピストなど、体や心を元気にさせてあげられるような職業がいいでしょう。

また、人を楽しい気持ちにさせる力もあるため、レジャーやエンターテイメントの業界で活躍できます。

十二運の「病」の恋愛傾向は?


病を持つ人はとてもロマンチックな恋愛を求めています。好きな人の気持ちを内面深くまで読み取ると共に、相手にも自分を隅々までわかってもらい、受け止めてもらいたいと望むでしょう。一緒にいると明るい気持ちになれ、仕事や人間関係などで抱えがちなストレスを軽減させられる、そんな異性と交際したいのです。

優しい性格で、温かい思いやりを向けて人に寄り添えるため、異性から好意を向けられやすいでしょう。性別を問わずたくさんの人と親しい関係を築きますが、本気で好きになった相手には一途です。

恋愛の機会は多いものの、理想にこだわるため結婚に至るまでに時間が掛かってしまうことも。

柱別にみる「病」を持つ人の特徴


◆年柱に病がある場合
年柱に病がある人は、芸術的センスがあり、感受性が豊かな人でしょう。 人の気持ちを思いやる優しさを備えているため、年上の人に気に入られやすいのです。 必要以上に自己主張しないため、周りとの衝突は少なくなります。 健康運や家庭運が崩れやすいため、無理をせず安定を保つよう意識しましょう。

◆月柱に病がある場合
月柱に病がある人は、人に対して気づかいができ、場を和ませるムードメーカータイプです。 機転が利くため仕事では順調に出世できるでしょう。 周りへの心配りを優先して自分を後回しにしてしまうため、ストレスを溜め込みやすい傾向が見られます。 趣味や友人との時間を大切にすれば精神的に落ち着けるでしょう。

◆日柱に病がある場合
日柱に病がある人は、穏やかな家庭を築けるでしょう。 パートナーに対していつも朗らかに、温かみある接し方ができるため、平和な日々を重ねていけるのです。 着眼点が鋭く、豊かな発想力を持っているため、人のために役立つアイデアを次々に生み出していけます。 異性から好感を持たれやすいため、恋愛が多い人生を歩むでしょう。

十二運の「病」と通変星の組み合わせを見る


◆「病」と比肩(ひけん)の組み合わせ
病と比肩の組み合わせを持つ人は、常識に囚われず新しいものを生み出していきます。 目標に向かってひたむきに一歩ずつ前進していく比肩に、意外性を楽しみながら創造できる病の要素が加わり、純粋な表現力が備わるのです。 周囲をアッと驚かせるアイデアを提案していく人だといえるでしょう。 夢の実現のために全てを注ぎ、努力を重ねられる人なのです。

◆「病」と劫財(ごうざい)の組み合わせ
病と劫財の組み合わせを持つ人は、緻密な戦略で目標を達成していきます。 自分と周囲の状況を客観視し、細やかな計画を立てて実直に行動していくでしょう。 実行力があり肝が据わっている劫財に、先見の明がある病が加わることで、成功をつかむための合理的な手段を見出していけるのです。

◆「病」と食神(しょくじん) の組み合わせ
病と食神の組み合わせを持つ人は、人を元気にさせ、喜びを感じさせるのが上手でしょう。 人が嬉しそうな表情を見せたり、活き活きと行動していたりする姿に触れることが、何よりも大きな幸せだと感じます。 楽天家な食神に病の人懐っこさが加わり、接する人に癒しを与える存在となれるのです。 その場の雰囲気に流されがちな面もあるので、気を緩めないようにしましょう。

◆「病」と傷官(しょうかん) の組み合わせ
病と傷官の組み合わせを持つ人は、優れた芸術的センスを備えているでしょう。 繊細な感受性を持っている傷官に、想像力が豊かな病が加われば、人並み外れた美的感覚が生まれるのです。 とても情緒的なロマンチストなので、自分の世界をしっかりと表現できる反面、人に合わせることが苦手であるといえます。 つい理想を追求し、周りが見えなくなってしまうでしょう。

◆「病」と正財(せいざい) の組み合わせ
病と正財の組み合わせを持つ人は、責任感が強く、周囲からの期待に必ず応えていきます。 感情的にならずいつも落ち着いて行動できる正財に、何もないところから新しい価値を作り上げていける病の要素が加わり、実用的なアイデアを生み出せるのです。 グループの中心になることが多い人ですが、一人で頑張り過ぎる傾向があるため、みんなに役割を振り分ける意識を持てば効率よく結果を残していけるでしょう。

◆「病」と偏財(へんざい) の組み合わせ
病と偏財の組み合わせを持つ人は、向き合う相手の気持ちを深く読み解く洞察力を備えています。 人の気持ちをしっかりと引き寄せ、つかんで離さないため、みんなから慕われるでしょう。 気づかいができ社交的な偏財に、心優しい病が加わることで、人付き合いが上手な性格が生まれるのです。

◆「病」と正官(せいかん) の組み合わせ
病と正官の組み合わせを持つ人は、縁の下の力持ちとしてみんなを支えていきます。 曲がったことが大嫌いな正官に、人に優しく寄り添える病が加われば、ルールをよく守りながら理想を叶えていくことができます。 周りとの協調性が保たれ、豊かな人間関係を築いていけるでしょう。

◆「病」と偏官(へんかん) の組み合わせ
病と偏官の組み合わせを持つ人は、目標達成に向けてパワフルに突き進んでいきます。 節目となる場面で大胆に勝負を仕掛け、理想的な結果を引き寄せていくでしょう。 一心不乱に行動していく偏官の推進力に、常識に囚われない発想力がある病が加わることで、夢を実現させるエネルギーが生み出されるでしょう。 新しい分野でも精力的に動き、道を切り拓いていきます。

◆「病」と偏印(へんいん) の組み合わせ
病と偏印の組み合わせを持つ人は、型に嵌まらない感性で新しい価値観を創造していきます。 鋭い直感力を持っている偏印に、人を楽しませることが好きな病の要素が加われば、誰もが想像できないような世界を目の前に実現させる力が生まれるのです。 新しい情報に敏感で、常に流行の最先端を意識していくでしょう。

◆「病」と印綬(いんじゅ) の組み合わせ
病と印綬の組み合わせを持つ人は、専門性の高い実力を身につけることができます。 一つの物事に対してストイックに取り組み、深く掘り下げていける人でしょう。 勉強熱心で貪欲に知識を集めていく印綬に、イマジネーションが豊かな病が加わることで、自分が得た学びを人に共有する力も備わるのです。