四柱推命の十二運「死」とは?性格・適職・恋愛・人間関係を解説

四柱推命の十二運「死」とは?性格・適職・恋愛・人間関係を解説

十二運の「死」の特徴/性格は?


十二運に死を持つ人は、とても思慮深い性格だといえます。 何事においても慎重で、事前に綿密な計画を立てた上で行動を起こすでしょう。 また深く考えて二手三手先を読み、得られる利益や避けるべきリスクを予想する能力も持っているのです。

保守的で変化を好みませんが、周りに気遣いができるため協調性は高いといえるでしょう。 おせっかいが過ぎてしまうと、かえって人間関係がうまくいかなくなってしまいます。 あらゆる束縛から解き放たれて自由でいたい人であり、一定の場所でじっとしていることは苦手です。

精神的に成熟しており、世の中を客観的に見渡せる視野を持ちますが、がむしゃらさに欠けるためチャンスを逃すこともあるでしょう。

十二運の「死」の仕事運・適職は?


死の人は、高い洞察力で状況を読み取れる人でしょう。 情報収集能力に長けているだけでなく、それらを整理して効果的にアウトプットできる人でもあります。

自分がリードするよりもサポート役に回ることでその強みを活かしていけるでしょう。 思いやりある性格なので、人の話に耳を傾ける仕事も向いています。 結果を急がず、じっくりと時間をかけて地道に努力を重ねられる人であるため、移り気せず一歩ずつ真っ直ぐに前進していく意識を持っておけば、やがて大きな成功を収められるのです。

勤勉で、自らが関わる分野において徹底的に研究し、得た知識を仕事に活用していきます。 緻密さや慎重さが求められる医療や金融のお仕事、あるいは経理、研究職などが向いているでしょう。

十二運の「死」の恋愛傾向は?


死を持つ人は、落ち着いた恋愛を求めています。 感情のままに突き進むのではなく、お互いの気持ちをしっかりと確かめ合いながら少しずつ仲を深めていく慎重さが見られるのです。

慎重で理性的であるため、心を開くまでに時間がかってしまうこともあるでしょう。 好きになった人には細やかな気づかいを見せるため、相手からのアプローチを受けて関係が深まっていくことも。

情にもろく、相手のペースに呑まれやすい傾向があり、押されるとついOKしてしまったり、振り回されて疲れを感じたりしてしまいがちです。

お互いが心地良い距離を保つよう心掛けると、円満な恋愛となるでしょう。

柱別にみる「死」を持つ人の特徴


◆年柱に死がある場合
年柱の十二運に死がある人は、自分自身で生き方を決め、その意思を貫ける人です。 幼少期に苦労をすることもありますが、その経験を糧に努力を怠らず、自分を磨くとともに忍耐力を養っていくでしょう。 精神世界とも縁が深く、寺社への参拝やご先祖参りなどで運気を安定させられます。

◆月柱に死がある場合
月柱に死がある人は、我慢強く、堅実な考え方ができるでしょう。 トラブルに直面しても慎重に対応でき、たゆまぬ努力を重ねて乗り切ることができます。 思い込みの激しさが人との対立に結びつくことがあるので、何ごとも冷静に判断するよう心掛けるといいでしょう。

◆日柱に死がある場合
日柱が死の人は、理性的で慎重な人でしょう。 感情に任せて行動するのではなく、あらゆる事態を想定した上ではじめの一歩を踏み出していきます。 穏やかな性格であるため多くの人から親しみを持たれ、異性からもよくモテるのです。 自分の世界を大切にし過ぎるところがありますが、人の価値観を受け入れるよう意識することで人間関係を安定させられるでしょう。

十二運の「死」と通変星の組み合わせを見る


◆「死」と比肩(ひけん)の組み合わせ
死と比肩の組み合わせを持つ人は、努力と経験によって着実に成長していける人です。 真っ直ぐに意志を貫く比肩に、死の慎重さが加わることで、堅実に前進していけるでしょう。 不慣れな環境では苦労しますが、辛抱強く取り組めばやがて順応し、成功をつかめます。

◆「死」と劫財(ごうざい)の組み合わせ
死と劫財の組み合わせを持つ人は、ゆたかな感性を備えています。 優しさに溢れ、社交的でもあるため、たくさんの仲間ができるでしょう。 人の気持ちを深い部分まで理解し、共感する力がありますが、サービス精神が強くなりすぎると八方美人的になり、嫉妬されることもあります。

◆「死」と食神(しょくじん) の組み合わせ
死と食神の組み合わせを持つ人は、広い心の持ち主で、どんな場面でもどっしりと構えて動じません。 食神の包容力と、死の先を見通す力が合わさることで、冷静で理知的な人格が形成されるのです。 視野が広く豊かな知識を持っているため、周囲の人から相談を受けやすいでしょう。

◆「死」と傷官(しょうかん) の組み合わせ
死と傷官の組み合わせを持つ人は、鋭い切り口で物事の本質を見抜くことができます。 傷官が持つ冷静さと、死に備わった洞察力によって、埋もれている真実を暴き出してしまえるのです。 理不尽を許さずしかるべき形に整えていく、正義感の強い人ではありますが、線の細さがあるため大胆な行動はあまり見られず、批評家という立場に徹することが多いでしょう。

◆「死」と正財(せいざい) の組み合わせ
死と正財の組み合わせを持つ人は、着実に自分を磨いて成長していける人です。 正財がもつ努力家な面に、死の思慮深さが加わことで、現実的な考え方を大切にできるようになります。 一か八かの勝負を仕掛けるよりも、物事を長期的に見て、可能性を大切に育てていく意識が強い人でしょう。

◆「死」と偏財(へんざい) の組み合わせ
死と偏財の組み合わせを持つ人は、大きなチャンスを自分の手で引き寄せられる人でしょう。 物事の流れを見極めて大局をつかめる偏財に、計画性が高い死が加わると、先見の明を活かして成功を実現させられる力が生まれます。 周りの声に惑わされず、上手に対応しながら信念を貫けば、願望を叶えられるでしょう。

◆「死」と正官(せいかん) の組み合わせ
死と正官の組み合わせを持つ人は、みんなの規範となるような行動ができます。 社会的な常識や人の気持ちなどを深く理解した上で、周囲が良くなるための最善の方法を常に選択していけるでしょう。 品行方正な正官に死の柔軟性が加わることで、複雑な事情が入り組んだ現代社会でも確実に結果を残せるのです。

◆「死」と偏官(へんかん) の組み合わせ
死と偏官の組み合わせを持つ人は、人を導く統率力を備えています。 偏官のリーダー気質に温厚で理性的な死が加わると、感情に振り回されず理論的に指示を出し、人を動かせるのです。 先を読みながら行動し、結果を残していくため、人望が集まりやすいでしょう。

◆「死」と偏印(へんいん) の組み合わせ
死と偏印の組み合わせを持つ人は、どんな環境にも順応できる器用さが備わっています。 マイペースでわが道を進む偏印に、人との繋がりを大事にする死が加わるため、周囲と調和しながら歩んでいけるのです。 相手に寄り添う姿勢が周りの人の好感に結びつき、感謝されることが多いでしょう。

◆「死」と印綬(いんじゅ) の組み合わせ
死と印綬の組み合わせを持つ人は、頭の回転が速く、判断力に優れているでしょう。 知性を表す印綬と、継続して努力できる死が加わることで、物事を思慮深く見つめられるようになります。 行動的ではありませんが、豊富な知識を元に課題を解決していき、失敗なく前進していけるのです。