十二支は、時間や方角を表すものとして古代中国で生まれました。年賀状でも良く見かける十二支ですが、実は占いでも使われているのをご存じでしょうか?的中率の高い占いと言われている「四柱推命」や「算命学」では生まれ持った性格や運勢を見る際に用いられます。
ここでは午年についての基本的な知識に加えて、午年生まれの人が持っている仕事運や金運、愛情運と相性のいい十二支など、くわしく解説していきます。
目次
午年(うまどし)の意味や歴史
かつて馬は農業や輸送手段として欠かせない動物でした。献身的に人に尽くし、農業において大切な存在であったことから、馬には「健康」や「豊作」と深い関わりがあると言われています。
干支を表現する際に用いられる「午』の漢字は、もともと餅つきの道具である「杵(きね)」という漢字です。餅をつく際には、つき手と返してが交互に動くことから「午」という字には「交差」や「切り替え」という意味が存在します。「午前」や「午後」といった時間の切り替えを表す言葉に「午」が使われているのも、このような理由です。
過去、「午年(うまどし)」に起きたこと
午年の歴史を語る上で、丙午(ひのえうま)の伝承を思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。60年に一度の丙午の年には天災が多く、恐ろしいイメージが定着しています。 また、丙午の年には出生率が極端に下がるというデータもあるだけに、次に訪れる2026年に何が起こるのか、注目したいところです。
馬には雄々しく飛び跳ねるような強さが感じられますが、もともとの漢字の意味には「下がる」や「不運」を暗示させる意味が含まれてもいます。投資の世界においては、敬遠されがちな干支と言われています。
過去の午年に起こった出来事を見ていくと、1942年は第二次世界大戦の真っただ中で、たくさんの命が奪われたのは多くの人が知っているでしょう。
1954年には空前のプロレスブームが巻き起こっており、たくさんの人たちが街頭テレビに群がって応援していました。終戦後、娯楽に飢えていた人たちの心を燃え上がらせていたのは言うまでもありません。ビートルズが来日し、日本国内に大きな旋風を巻き起こしたのは午年である1966年です。当時の若者にとって、あこがれの存在として注目されていました。
さらには国際線のターミナルとして世界との懸け橋になっている、成田空港が開港したのが1978年でした。東西ドイツの統一、さらにはバブル経済が崩壊したのは1990年のことです。 歴史の転換点、国内においても重要な出来事がいくつも起こっています。
午年(うまどし)の性格や特徴
活動的で前向きな性格を持つ午年生まれの人は、考えると同時に身体が動いてしまうほどの行動力があります。だからと言って、リスクを負ってまで動くほど無鉄砲ではありません。意欲的に動いてチャンスをつかみに行きますが、時にタイミングが早過ぎたせいで、失敗する場面もありますが、方向性は間違っていないので自信を持ってください。
人一倍責任感が強く、何でも自力でやろうとします。人に頼るのが苦手なのもあって、何でも自分で把握していないと気が済みません。それでも一人で頑張りぬける意志の強さが魅力です。
周りへの配慮は欠かさず、その中で自分の意見をハッキリと口にするため、下の世代から慕われやすいです。話し上手なのはもちろん、聞き上手でもあるため何かあれば真っ先に相談を持ち掛けられます。
午年(うまどし)生まれの人の恋愛傾向
恋愛において午年生まれの人は行動派で、自分から意欲的に動いては気になる相手を追いかけていきます。相手の立場や置かれた状況など一切気にせず、高嶺の花でも、ひるみはしません。恋を叶えるまでの過程を楽しみたいタイプであり、どんな相手でも自分が好きになった人を振り向かせるために闘志を燃やします。あくまでも頑張るのは追いかけている間だけであり、交際に至ったとたん落ち着いてしまい、達成感でいっぱいになるのです。
追いかけられる恋には慣れておらず、大胆に迫られるとたじたじになります。 本音で語り合える、実直な人が好みです。
午年(うまどし)生まれの人の仕事運
午年の人は、誰もが無理だというような無謀なチャレンジも熱い思いと行動力で、粘り強く取り組んでいきます。努力の甲斐もあって、誰もが驚くような成果を残し、若いうちに上り詰めていくことも。
難しい業務を前にしても、とりあえず動きながら何をすれば良いかを考え実践していきます。習うより慣れろを実践するスタイルです。他の干支と比べて大成功を収める可能性がある一方で、もちろん失敗するリスクもはらんでいます。とは言え、落ちるところまで落ちても不屈の闘志で立ち直れるので、失敗を糧にさらなる大きな成功をつかみに行けます。
午年(うまどし)生まれの人の金運
成功を手にしやすい午年生まれの人ではありますが、金運は「可もなく不可もなく」といったところです。大きく稼いで大きく使うタイプであり、仕事などを精力的に頑張って収入を増やせる一方で、自分でも気づかないうちに散財して結局はプラマイゼロになります。
節約をしようという意識があっても、行動が伴いません。基本はどんぶり勘定、計算はしていてもざっくりしているため、理想と現実とのギャップが大きくなるのも無理はありません。特に給料日直後には気が大きくなってしまい、衝動買いに走っては後々苦労を強いられます。
気分のムラが激しく、嫌なことが起きたらお金を使うとスッキリできますし、自分にご褒美をあげたり自分への投資をしたりと、その場のノリで散財します。それがストレス発散になっているので、お金がなければまた働けば良いと割り切って考えられます。
午年(うまどし)と相性のいい干支は?
午年と相性のいい干支は、「寅年」と「未年」、そして「戌年」です。
■寅年(とらどし)
成功したい意欲が強い寅年の人は、午年と似たような性質を持っているので、話せばすぐに意気投合できます。ちょっとのことではへこたれず、諦めないで粘り強く物事に取り組む姿勢が似ているので、組めばその力は何倍にでも大きくなるでしょう。午年は周りに流されずに生きたいと望み、寅年が一緒であればストレスを感じる場面はありません。互いの足りない部分を補い合い、心を一つにできる存在となります。
■未年(ひつじどし)
優れたバランス感覚を持つ未年は、配慮ができて包容力もあるため、前のめりな午年の勢いをしっかりと受け止めてくれます。だからこそ午年も安心して未年に身を委ね、ありのままの自分を表現できます。未年は慎重で、勢い任せに突き進む午年をうまくフォローするため、2人は最強の組み合わせとなること間違いなしです。
■戌年(いぬどし)
考えるより先に身体が動いてしまう午年と、慎重な戌年は一見真逆の性質を持っているように見えますが、実は足りない部分を補い合える好相性なのです。スキのないくらいに万全な準備をする戌年が支えとなれば、午年の勢いはさらに勢いを増します。だからと言って支えてもらうばかりではなく、自分の殻に閉じこもる戌年を、午年の力によって外に連れ出してあげることで、新しい世界の扉が開かれます。
まとめ
ここまで、午年生まれの人の特徴や運気について解説させていただきました。意外な発見や気づきが得られるなど、プラスになる部分も多かったのではないでしょうか。
午年と言えば勇猛果敢、自らが信じた道を意欲的に進んでいく、力強さを感じさせるタイプです。その行動力と向上心の強さを生かし、正しい道を進みさえすれば若い頃から大成功を収める可能性を秘めています。さらには、著名人となって多くの人たちの注目を集めるでしょう。
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